3月17日(土)JAO(日本オッセオインテグレーションアカデミー)
 3月例会がソフィアインプラントセンターで開催されました。
講師は堀尾 浩彦 氏 (ORION Creative Dental Laboratory 代表)
 演題は審美と咬合に配慮したインプラント技工  ー 近年の動向と傾向をふまえて ー
 でした。
 堀尾先生は、日本、オーストラリア両国の技工士免許を取得し、
 オーストラリアで開業(APEX Porcelain Dental Studio)後、
 帰国し名古屋で開業された経歴を持つ、実力派技工士で、
 当診療所でも、セラミック技工等自費の技工でお力を発揮して頂いております。
※ 堀内先生に作って頂いた当院の一例です。
 本物の歯(向かって右側)と全く区別がつきません。
 (クリックすると拡大写真を見られます)
 さて、講演は、まず咬合、形態、色調、審美それぞれについて、
 歯科技工士としての取り組みとこだわりについてお話し頂きました。
次に、急送に進むデジタル化(CAD/CAM、3Dプリンター、CTによるトップダウントリートメント、
 口腔内印象法など)についてお話し頂く一方、人間が本来持っている
 「感性と創造、創意工夫」といった従来のアナログ感覚が技術の向上に
 つながるのではないかという、示唆に富んだ内容でした。
講演後は、いつも通り近在の広島焼きのお店「がんす」で懇親会を行いました。
 堀尾先生の高い技術とお人柄に触れることのできた意義深い例会でした。





