クリニックブログ・新ブログ開設のお知らせ|hasegawadental.com

2025年11月15日お知らせ|クリニック情報

2025年11月15日以降、
クリニックブログの更新は、別ドメインサイトのブログで行います。

新しいクリニックブログ・歯科クリニックブログ・お知らせ|hasegawadental-nagoya.com/blog|愛知県名古屋市中区・栄【長谷川亨・歯科クリニック】名古屋栄の歯医者・歯科医院|歯を守る予防歯科|歯をキレイにする審美歯科

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新しいクリニックブログ・歯科クリニックブログ・お知らせ|hasegawadental-nagoya.com/blog|愛知県名古屋市中区・栄【長谷川亨・歯科クリニック】名古屋栄の歯医者・歯科医院|歯を守る予防歯科|歯をキレイにする審美歯科

2025年11月15日以前のブログ記事は【旧ブログ】として引き続き、
このホームページ内に残します。

旧ブログ:https://hasegawadental.com/blog

新ブログで、年末年始の診療日・休診日のお知らせや
このホームページと併用して歯科コラムなどの情報発信に役立てていきます。
長谷川亨・歯科クリニックの新しいホームページ、新ブログをよろしくお願いします。

タイ「カサロンの家」へのボランティア活動に行ってまいりました。

2025年12月10日ロータリークラブ活動
施設は山の中にあります。

11月23日より25日にかけて、タイ国チェンマイ市近郊の学生寮「カサロンの家」ボランティア活動で出かけて参りました。

「カサロンの家」とは、タイ山岳少数民族の子どもたちが教育を受けるために暮らしている学生寮です。村に学校がない子どもたちが、親元を離れて寮で自立した生活を送りながら、町の学校へ通っています。子どもたちの中には身寄りのない子もたくさんいます。

私(長谷川)が所属する名古屋千種ロータリークラブでは、継続して「カサロンの家」への支援を行っています。昨年(2024年)は男子トイレとシャワー室を、本年は女子トイレとシャワー室を設置しました。

寄贈と言っても、資材を提供された後、一部の施工は生徒たちによって行われます。微力ながら我々も少しお手伝い致しました。
豚舎です。他に鶏舎もあり、一部自給自足を行っています。

施設は山間部にあり、子どもたちは皆明るく楽しそうに生活していましたが、教育環境としては決して恵まれているとは言えません。私はこれまでにも、2023年にはカンボジア農村部の小学校への井戸の寄贈、2019年には別の僻地の小学校への更衣室の寄贈などのボランティアミッションに参加してきました。そのたびに、日本の子どもたちが良い環境で勉強できていることのありがたさを強く感じます。

日本から生徒さんたちにお土産を手渡しました。その後お礼に皆で歌をプレゼントしていただきました。

私は11月23日未明に出発し、機内泊を経てバンコク乗り継ぎでチェンマイに到着しました。施設はチェンマイ市内から車で約1時間ほどの場所にあります。ボランティア活動を終え、帰路はハノイ経由で帰国。帰りも機内泊の、まさに弾丸ツアーでした。

私にできることは限られていますが、また機会があればぜひ参加したいと思います。

ふるさと納税で当クリニックの治療を受けていただけます

2025年12月3日お知らせ|クリニック情報

当クリニックでは、ふるさと納税の返礼品として「口臭治療」および「ホームホワイトニング」をご利用いただけるようになりました。

当院は名古屋市内にございますので、名古屋市以外にお住まいの方が対象となります。
お口の健康を整え、より自信に満ちた笑顔へと導く一助となれましたら幸いです。どうぞこの機会に、当クリニックならではのケアをご体験ください。

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寄付のお申し込み

ようこそ新スタッフ!スタッフ3名の歓迎会

2025年11月14日ブログ


先月より3名の新しい仲間が診療スタッフに加わりました。
歯科医師のダイスケ先生
歯科衛生士の サヤさん
歯科助手の マオさんです。
三名のご入職を 祝って みんなで 歓迎会を行ないました。

お店は栄にある Alan. latin diner & burn   ペルー料理店です。

名古屋でもペルー料理店は珍しいのですが 食材も料理もお酒も どれをとっても 絶品で ペルー料理 が初めての方も多くいましたが みんな 一気に完食しました、

そしてアルコールも進みました 。

3名のとも、既存スタッフと馴染んで 楽しい ひと時を過ごすことができました 。

ダイスケ先生サヤさんマオさん これからもよろしく お願いいたします。

熊谷崇先生の講演会に参加して

2025年11月9日研修会・講習会

10月29日、熊谷崇先生の講演会に参加しました。会場は東京・銀座のデンツプライシロナ株式会社ショールームでした。先生はご高齢のため、現在は一般向けの講演会を控えておられると伺っていましたが、東京勤務の知人からの情報で半年前に申し込み、このたび念願叶って受講することができました。

熊谷先生のご講演はこれまでにも何度か拝聴していますが、一般講演としては約10年ぶりでした。今回も2時間半にわたり休憩なしでお話しされ、その熱量とエネルギーは以前とまったく変わらず、深い感銘を受けました。

名古屋 中区 長谷川亨・歯科クリニック 予防歯科 虫歯予防

思えば私がまだ20代、開業前にアメリカの臨床現場を学ぼうとシアトル(ワシントン州)に約1か月滞在し、その後ペンシルベニア大学で研修を受けた頃のことです。すでに当時から熊谷先生は、独自の予防歯科医療の礎を築くため、アメリカや北欧の研究者たちと積極的に議論を交わしておられました。その情熱的な姿が今も印象に残っています。今回の講演でも、Edwin S. Rosenberg 博士(ペンシルベニア大学)、Roy C. Page 博士(ワシントン大学)、Per Axelsson 博士といった往年の名だたる研究者のお名前を懐かしく拝聴しました。

「名医とは、高度な治療技術を持つ歯科医ではなく、患者さんが治療を必要としないよう導ける歯科医である」――この言葉は、私が開業時に目指した理念と重なります。しかし実際にそれを形にするには、医学的な課題のみならず、社会制度的な障壁も数多く存在します。熊谷先生はそれら一つひとつに果敢に挑み、確実に成果を積み上げてこられた稀有な存在です。その歩みは、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」や「カンブリア宮殿」「未来世紀ジパング」などでも紹介され、社会的にも大きな反響を呼びました。

名医の作った入れ歯で何でも噛めることは素晴らしいですが、自分の歯で噛める喜びには及びません。これは禅語にある「瘡(かさ)・疥(かいせん)を掻く快は、無病の安楽に及ばず(かゆい所を掻くと一時は快いが、“かゆみがない健やかな状態の安らかさ”の方が本質的に優れている)」という言葉を思い起こさせます。どれほど優れた入れ歯やインプラント治療であっても、生まれ持った健康な歯に勝るものはないのです。

この考え方は、埼玉県上尾市で開業されている飯塚哲夫先生の診療姿勢にも通じます。飯塚先生は、虫歯や歯周病を初期の段階で徹底的に治療し、再発を防ぐための口腔衛生管理を徹底されています。数十年にわたり近代口腔科学研究会を主宰し、歯科医療の本質を探求し続けておられる姿勢に、深く共感します。

酒田市における熊谷先生の50年に及ぶ取り組みはまさに驚異的です。2017年の公開資料によると、当時人口約10万5千人のうち約3割が受診し、1割以上が定期メインテナンスに通うとのことでした。さらに今回の講演では、酒田市民の約半数が日吉歯科を訪れているとのお話がありました。
同院の解析では、定期メインテナンスを受ける12歳児のカリエスフリー率が90%以上に達し、5歳から通う子どもでは20歳になっても約9割が虫歯ゼロとのことです。成人においても、長期メンテナンス継続者の75歳時点での平均残存歯数が18本(全国平均は約8本)という結果が示されています。

また、ボー・グラッセ先生(スウェーデン)が提唱した「メディカルトリートメントモデル(MTM)」を基に、検査値や画像をクラウドで患者と共有するシステムや治療プログラムの運用など、実際の診療の工夫についても多くの学びがありました。

最後に、テレビ番組「カンブリア宮殿」で村上龍氏が「良い予防歯科を見つけるには?」と尋ねた際、熊谷先生は次のように答えておられました。
「規格性のある写真、レントゲン、唾液検査、歯周病検査などを通じて、自分の口の中をきちんと理解できるようにしてくれる歯科医院なら、自分の口の“過去・現在・未来”を知ることができます。」
この言葉は、予防歯科医療の本質を的確に示しており、私自身の診療理念とも深く響き合うものでした。