マイクロスコープをご存知でしょうか。マイクロスコープは実体顕微鏡とも呼ばれ 対象物を拡大(当クリニックでは6.4倍から40倍)して見るための精密機械 です。
マイクロスコープは元々脳外科や眼科領域で使用されていたのですが、2010年頃より歯科領域でも徐々に使用されるようになり、現在では、 歯科用CTと共に精密な治療を行うのに欠かせないアイテム となっております。
長谷川亨・歯科クリニックでは、2011年よりMANI社製、2018年よりLeica社製のマイクロスコープを導入し、診療に活用しています。
こんな場面で活用してます
1.虫歯の診査・診断
- 歯と歯の隙間の小さな虫歯も逃しません
2.歯の神経の治療
小さな神経の管を直視できます。今まで手探りで行っ ていた治療の精度を高めます。
3.冠・詰め物のチェック
歯と人工物の隙間をチェックできます。
4.歯周病の手術
手術の範囲を最小限にとどめることができます。
それにより術後の痛みを少なくし、治癒するまでの期間を短くできます。
5.その他
切削器具のメインテナンス等
(保険治療、自費治療いずれの場合も必要に応じて使用 しています)

<この記事の筆者>
長谷川 亨(はせがわ とおる)|歯科医師・歯学博士
1959年 愛知県名古屋市生まれ。 愛知学院大歯学部歯学科卒業。
スカイル福与歯科等研修をへて1988年長谷川亨歯科クリニック開院
現在 同クリニック院長、(有)長谷川ビル 代表取締役
論文
・歯周炎患者歯肉の電子顕微鏡的研究 ―固有層の炎症層の特徴について― 愛院学院大学歯学会誌
・実験的歯の移動に伴う歯槽骨骨改造活性の動的把握の試み ―鉛生体染色法を用いて― 松本歯学
・ヒト歯肉組織の肥満細胞 免疫組織科学的研究 松本歯学 他