歯磨きの基本
歯磨きにはポイントがあります。
ポイントを意識して磨くと効果的です。
① 歯ブラシは軽く持つ! 鉛筆を握るように。
② 歯を磨く順番を決める! 磨き忘れないように。
③ 一か所10~20回程度磨こう。
歯ブラシは毛先を歯と歯肉の境目、
歯と歯の間に当て細かく小刻みに動かします。
一か所でだいたい10~20回程度磨きましょう。
④ 1本の歯も場所ごとに磨き分けましょう。
歯の裏側、表側、かみ合わせの面と
分けて磨くようにしましょう。
⑤ 就寝前の歯磨きは必ず行う。
寝ている間は唾液の量が少なくなり
細菌が繁殖しやすくなるので、
寝る前は丁寧に磨くことを心がけましょう。
※ 歯ブラシの交換 について
歯ブラシは毛先が開くと歯にきちんとあたりにくくなり
効果的に歯垢を落とせません。
歯ブラシは一ヶ月に一本を目安に交換しましょう。
補助器具の使いかた
歯ブラシで清掃できるのは6割程度です。
歯間ブラシやデンタルフロスを使用しましょう。
30歳以上の方には歯間ブラシが効果的です。
歯間ブラシ
![]() | 奥歯は口を閉じ気味にし、 柄の部分でスペースを作る。 |
![]() | 歯ぐきを傷つけないように 先端は斜め上に向けて挿入し、歯の面に沿わせて2~3回 往復させて清掃します。 |
![]() | 外側だけでなく 内側からも挿入するとより効果的!隣り合った前後の歯の 片方の面ごとに軽くあて清掃します。 |
① 無理に入れない
→ ワイヤーが曲がって歯ぐきを痛めてしまう。
② 歯並びが揃ってないところは念入りに
→歯ブラシでは届きにくいところなので汚れが残りやすい
③ 出血しててもそっと行う。
→ 歯肉炎のある部分は軽い刺激でも出血しやすくなっています。
歯垢を落とすことで歯肉の炎症が改善されます。
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デンタルフロス(指巻きタイプ)>
![]() | ① デンタルフロスを40cmくらいに切って、両手の中指に2~3回巻きつける。 指と指の間を15cmぐらいの長さにしてピンと張る。 |
![]() | ② 両手の親指と人差し指で糸をつかむ。 |
![]() |
③ 使う部分に合わせて歯の間にゆっくりと小さくのこぎりを引くように挿入する。 |
![]() | ④歯と歯の接しているところを通過したら歯ぐき少し中のスっと入るところまで挿入する。 |
![]() | ⑤ 指に巻きつけるようにして歯の面を2~ 3回こするようにして汚れを落とす。 |
デンタルフロス(Y字タイプ
![]() | ① 歯の間にデンタルフロスの糸の部分を当てる。 ② ゆっくりと小さくのこぎりを引くように挿入する。 |
![]() | ③ 中まで入ったら歯の面に沿わせて 2~3回動かしながら、 隣り合う歯の面の汚れを落とす。 ④ ゆっくりと小さく動かしながら取り出す。 |
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<この記事の筆者>
長谷川 亨(はせがわ とおる)|歯科医師・歯学博士
1959年 愛知県名古屋市生まれ。 愛知学院大歯学部歯学科卒業。
スカイル福与歯科等研修をへて1988年長谷川亨歯科クリニック開院
現在 同クリニック院長、(有)長谷川ビル 代表取締役
論文
・歯周炎患者歯肉の電子顕微鏡的研究 ―固有層の炎症層の特徴について― 愛院学院大学歯学会誌
・実験的歯の移動に伴う歯槽骨骨改造活性の動的把握の試み ―鉛生体染色法を用いて― 松本歯学
・ヒト歯肉組織の肥満細胞 免疫組織科学的研究 松本歯学 他