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マルセイユ(フランス)でのインプラント研修

9月の16日から20日まで、のパトリック・パラッチ博士(マルセイユ市開業)の研修に参加しました。2005年(2年前)に続いて2回目の研修でしたが、今回も3泊5日の強行スケジュールでした。

研修は日本から6名、他にスイス、スコットランド、ルーマニアの各国の歯科医が参加して行われました。

本年は、骨や歯肉移植によるインプラント審美治療がメインテーマで、9名の患者さんの外科手術とその解説が研修の主体でした。現役の女優さんの前歯を抜歯し、すぐにインプラントを埋め込み歯を作るところまで行うという神ワザ的な技法を目の前で見て、世界のトップレベルの専門医とインプラント技術の進歩を実感しました。また我々研修医を指導しながらも、患者さんに優しくそして暖かく接するパラッチ博士のバイタリティーには、ただただ驚くばかりです。

手術の手技はもちろんですが、医療人としてのスタンスにも学ぶ点がたくさんありました。南仏プロバンスの気候のような明るい人柄が優秀なスタッフを育て、そしてヨーロッパ中の患者さんを引きつけるのかもしれません。

研修は2日間ぶっ通しで行われ、3日目の午前は出発まで時間があったので、マルセイユ港やロンシャン・パレスを観光しました。フランス国内線(マルセイユ~パリ)に乗り遅れるというハプニングはありましたが、無事帰ってまいりました。

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