長谷川亨・歯科クリニックでは、2020年より2種類の光学印象用のスキャナーを導入しています。
光学印象とは、お口の中を小型スキャナーで撮影し、歯の形をデジタルデータとして記録する新しい「型取り」の方法です。
従来のように、印象材が固まるまで待ったり、石膏模型を作製したりする必要がありません。
よりスムーズで快適な治療体験を提供できるのが特徴です。
長谷川亨歯科クリニックで導入しているのは次の2つの機種です。
プライムスキャン(PrimeScan)
アイテロ(iTero)
プライムスキャンは主にクラウン(被せ物)やインレー(詰め物)などの補綴治療に、
アイテロはマウスピース矯正(インビザラインなど)に使用しています。
現在は、自費診療と保険診療の一部で光学印象を活用していますが、将来的には型取りの多くがこのデジタル方式に置き換わっていくと考えられています。
光学印象のメリット
1. 快適性の向上
従来の粘土のような材料を使わないため、嘔吐反射が起こりにくく、不快感が大幅に軽減されます。
2. 時間の短縮
スキャン自体は数分で完了。従来よりも型取り工程がスムーズになり、治療全体の時間短縮につながります。
3. 高精度・高再現性
スキャンデータはデジタルで保存されるため、型取り材や石膏模型の変形・経時変化の影響を受けません。
その結果、より精密で安定した補綴物の製作が可能になります。
💡これからの型取りは、より快適で精密なデジタルの時代へ。
患者さんにとっても歯科医師にとっても、安心で効率的な治療環境が整いつつあります。