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日本臨床歯周病学会 第41回年次大会に参加しました

6月24日と25日に、日本臨床歯周病学会 第41回年次大会に参加しました。歯科衛生士6名と私、7名の参加です。本年は博多にある福岡国際会議場での開催でした。

コロナも感染症第5類に分類された為、ほぼコロナ前と同じ感じでの開催で、かなり多くの方が参加していました。
2日目の午前のシンポジウムは、メインホールが収容しきれず、サテライト会場が準備されていました。

博多での学会が開催されることは多いのですが、名古屋からは距離的に微妙です。
何が微妙かといえば、前泊するほどではないし、かと言って当日では午前のプログラムのほとんどに参加できません。
主催者側もその点を考慮して、人気のあるプログラムは土曜日の午後と日曜日の午前に組んでくれています。

そのため、当クリニック一行の旅程は、往路(土曜日)は早朝の新幹線で、復路(日曜日)は夕方の飛行機となりました。

 

今回の学会で特に注目すべき内容は、ペンシルバニア大学のRodorigo Nevia先生による歯肉と骨の造成術についての特別講演でした。
日本で認可されていない素材を使用しているため、すぐに自院で応用することはやや難しいのですが、再生療法(歯周病によって失われた骨や歯肉を取り戻す治療法)の可能性を感じさせる素晴らしい講演でした。

今後とも学会での学びを日常臨床に活かして行きたいと思います。