当クリニック、注目の名ブロガー
ブロガーY の最新ブログが公開されました。
どうぞ お楽しみ下さい。
2018年も残すところ数日となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
めっきり寒くなり前歯が知覚過敏で話すのが辛い歯科衛生士の横井です。
今年も忘年会のシーズンが到来しました。
当院では忘年会は蟹本家で蟹しゃぶです。
小さいお子さんがいるスタッフは残念ながら参加していませんが、
それでも17名という大人数での参加でした。
ドクターは、馬場先生、鈴木先生、谷口先生がご参加くださいました。
今年一年を振り返って思い浮かぶことは、
5月に仮の診療所へ引越したこと、
そして、5名の新たな個性的スタッフを迎えたことです。
当院のスタッフは皆さん本当に個性的で、
ウィメンズマラソンに出場する人がいたり(複数名)、
富士山に登る人がいたり(複数名)、
空中ブランコで飛ぶ人がいたり(複数名)、
自分の名前を「もやし」にしたいと言う人がいたり(若干1名)、と多様性に富んだ方々ばかりです。
(最後の人は個性的を超越し、存在自体がミラクルです)
アシスタントや歯科衛生士だけでなく、
ドクターも個性的で、
鈴木先生も空中ブランコで飛びたい願望が前々からあり、
今日の忘年会では飛びたい仲間を募っていました。
空中ブランコは観るものだと思っていましたが、
最近は自分で飛ぶ時代なんですね。
空中ブランコ初の人でも飛べるようにしてくれる教室が名古屋にあるそうなので、
ご興味がある方は下記をクリックしてください。
(当院の個性派たちもここで飛びました)
蟹本家で蟹料理を食べると、
私たちは1年の終わりを感じますが、
馬場先生は昔、腐りかけの蟹を大量に食べて
アレルギーが出た事を思い出すそうです。
ご本人曰く、
腐りかけではない新鮮な蟹なら大丈夫だそうです。
(おそらく誰でもそうだと思いますが)
谷口先生は誰からも愛されるユーモア溢れるドクターで、
愛知学院大の口腔外科では鈴木先生の上司です。
上司らしさを微塵も感じさせない谷口先生は、
いつもの軽い口調が鈴木先生の怒りを買い、
鉄拳パンチを背中に受けていらっしゃいました。
ドスっと鈍い音がしていましたが、
それでも嬉しそうな谷口先生の笑顔が印象的でした。
(上下関係のない良い職場です)
最後はインスタ用に写真をパシャリ
当院に厚い信頼を寄せお通いくださる皆様、
ありがとうございますした。
皆様に支えられ今年も素晴らしい一年でした。
では、皆様よいお年をお迎え下さい。
ーーー本日のお店ーーー
札幌かに本家 栄中央店
〒460-0008 愛知県名古屋市 中区栄3丁目8-28
052-263-1161
12月2日は、口臭治療の認定診療のための本年度の研修会でした。
シェラトン都ホテル大阪です。
当院からは、口臭外来担当者3名で参加しました。
朝7時から近鉄乗ると、
ほんだ歯科に研修に何度も(6回くらい) 通ったのが思い出されます。
本田俊一先生は口臭治療の世界的な権威ですが、
毎年の新しい知見や治療法についての報告が行われるのがこの研修会の目的です。
全国から参加した400人以上の認定者は指定席にすわり、
その年の認定の継続を受けます。
それにより、ほんだ式口臭治療のレベルが維持されると共に、
各診療所では治療内容をバージョンアップすることができます。
森田学 教授(岡山大学予防歯科学)から、水素水と歯周病について、
Jon L .Richter 教授(University of Pennsylvania)から
プロペリ(口臭予防剤)の初期歯周病についての講演がありました。
口臭治療は、まだまだ発展途上の分野で、これからも研究、開発される分野であると思います。
11月23日(金) 勤労感謝の日に
上記の研究会が愛知学院大学歯学部で開催されました。
各大学の研究者や臨床家の先生方の研究発表の後に、
特別講演で長谷川嘉昭先生
(東京都中央区開業、日本臨床歯周病学会認定医 指導医、日本歯周病学会認定医 評議員)
のお話を聞いて参りました。
演題は
『臨床検査が今後の歯周治療を変革させるのか』
でした。
今までの常識や経験に裏付けられた診断を行ってきた我々ですが
それは思い込みではないか、という興味ある内容でした。
具体的には、炎症(腫れなど)に対し、抗生剤を処方する際にも、
個々の病態に対し、どのタイミングでどれくらいの量を出すかの明確な基準を持つ必要がある。
その判断基準となるのが血液検査などの臨床検査である、などです。
歯周病の専門医である長谷川嘉昭先生は(ちなみに私 長谷川とは関係ありません)、
歯周病はもちろんのこと、インプラント、補綴をはじめとして非常に高度の臨床を行っている事で定評があり、
今回もその関連のお話になるであろうとの予想をしていたのですが、
その予想を超え、
「高い技術や審美性を持つことは当然で、大切なのはその技術に至るまでの過程において、いかに医学的な
判断が行えるか」
といったさらに高い次元のお話でした。
歯周病検査の値やデンタルX線写真、CBCT(CTレントゲン)像は
現症状の把握に有用だが、歯周病の原因を知るには不十分で、
hsCRP値の変化や歯周病原細菌検査、BMI(ボディー・マス・インデックス)、
fimA TESTなどの利用により原因を探ることが必要であり、
それは的確な治療方針へとつながっていく。
歯周病治療を進めて行くためのノウハウの詰まったとても有意義な講演でした。