歯が痛い 4

2007年7月5日歯のコラム

(前回までのあらすじ)
歯医者のくせに、右上奥の歯が痛くなったこのブログ管理者(長谷川デス)は、ついに痛みに耐えられなくなり、勤務医の先生に治療を依頼。3Mixでいったん痛みは鎮静されたが、再度 痛みが発現し、いよいよ神経を抜かねばならぬ事態に・・・・

(本文)

神経を抜いて帰宅して、麻酔が切れたあと

うーん 快適。
今までのような、噛んだときの痛みも、違和感もありません。

抜髄(神経を抜くこと)バンザイ!

でも、これでこの歯は血液の通っていない(失活した・・専門用語です)歯になってしまったかと思うと、少し微妙な心境です。
しかし、今までの不快感や痛みを考えると、とても心が安まります。

歯医者は神経を極力残そうと努力するのですが(少なくとも私はそうです)患者さんの訴えをキチンと聞いて、しかるべき判断をすることの大切さを、今更ながら実感したのでした。

少し 前のことなので、思い出しながら書いてます。

この歯は、その後 神経の治療をすすめ、冠(クラウン)をかぶせる予定です。

それとは別に、たまたまレントゲンで勤務医の先生がおっしゃるには

「左の下と右の下の歯も少しおかしいですよ」
「左の下は、一部 歯を抜かなければいけないカモ・・・」
と虫歯の早期発見のご神託が・・・・・

実はそこの所、以前から、ちょっと怪しいと自覚していたのですが、現実逃避していたのでした。

新患でお見えになった患者さんが
「この際、全部治してください」と力強くご依頼されるのをよく聞くのですが、
思わず、同じセリフを言ってしまった、私 長谷川でした。

闘病生活はまだまだ続きます。

歯が痛い 3

2006年8月3日歯のコラム

担当医の先生に 症状を説明

担当医「じゃあ抜髄(神経を取ること)しましょうねー」

明るく、テキパキと準備してくれました

うーん、頼りになるなあ

麻酔を打って(無痛麻酔)

治療約20分

治療を受けてわかるのは、治療者の「おやっ?」とか「うーん」とか「よっしゃ」とかいう つぶやきというか、独り言にとても敏感になります。

そういえば、歯科学生時代 臨床実習を始める前に、

治療中は、何があっても「あっ」とか「しまった」とか言ってはならぬゾ

と、偉い先生の注意があったけれど、

治療を受けて実感しました。

ちょうど先生の口元が耳の近くにあるし、精神的に敏感になってるので、

耳元で「あれー おかしいなあー」とでも ささやかれた時には、救いようのない暗澹たる気持ちになるでしょう。

ということで、本日の治療終了

担当医「だいたい、神経取りました。冠に穴を開けて治療しているので、続きは今度します」

ほっと一息です。

麻酔でしびれた頬を気にしつつ、帰路へ。

<2時間後>

痛くない !

かんでも大丈夫 !!

抜髄 万歳 !!!

おいしく食事を頂きました。

「神経を取るのは歯には良くないけれど、やっぱり歯は噛めてナンボのモノだなあ」
と妙に感心して、

安らかな眠りに。

次の予約は1週間後

闘病はまだまだ続く予感が・・・・(以下次回へ)

歯が痛い 2

2006年8月3日歯のコラム

2時間たちました。麻酔が切れた頃・・・・・・・・・

痛くない !

かんでも大丈夫 !!

3Mix-MP法万歳 !!!

おいしく食事を頂きました。

「3Mix-MP法を求める患者さんは多いけど、うーん納得」

と、担当医にお礼のメールを送り

その日は良かったのですが・・・・

<3日後>

だんだん痛くなってきました (まずいゾ)。

普通は大丈夫。

しかし噛むと痛むのです。

「頑張れ 3Mix」と心で祈りながら、

経過を見ることに。

<6日目>

痛み変わりなし。

右側奥歯では食事ができない感じ

心で思ったことは

「3Mix-MP法 破れたり」

やはり神経まで虫歯が進行していたようです。

こういうときはどうするのか?

そう。抜髄(神経を抜く)です。

明日担当の先生に来ていただく日なので、抜髄のお願いしようと決めて

寝ました。

闘病は まだまだ 続きます。

歯が痛い

2006年7月5日歯のコラム

お恥ずかしい話ですが、2週間前から歯が痛くなりました。
右上の一番奥の歯です。
噛むと痛くて強く噛めない。
水がとてもしみる。

診療のアポ(予約)がいっぱいで、治療を受けるヒマもないので、仕方なく8時半過ぎに代診の先生にお願いして治療を受けました。

いつも「痛くないから大丈夫ですよー」とかいっているくせに、診療台で横になると緊張しているのが自分でもわかります。患者さんの怖がる気持ち よーくわかります。

麻酔を打って(痛くない無痛注射)
被せてある金冠に穴を開け(結構響くゾ)
「あー大きい虫歯ですねよ」の一言にギョッとして

歯科医は、研修会に行くよりも、年に一回くらい治療を受けた方が勉強になるのではないかと真剣に思いました。

約20分の治療で一旦仮にふさいで今日は終わり。

先生のお言葉
虫歯はやや大きく神経近くまでいっていた
神経は取らずに3Mix-MP法で治す
今夜強い痛みが出たらすぐに神経を取った方が良いでしょう・・・・って今夜痛むかもしれないの?でも先生ありがとうございました。

鎮痛剤を受付でわしづかみして、帰路につきました。結果は次回

インプラント ワールドツアーに参加

2006年6月6日歯のコラム

5月20日、21日の2日間 インプラントの世界的なメーカーNobelBiocare社主催のWorldTourに参加しました。

高名なインプラント専門医の講演や海外からのライブオペ(手術の衛星生中継)など、内容も盛りだくさんでした。メーカー主催の研修会ですので、若干商業主義的な所もありましたが、とても勉強になりました。
しかし、休憩なしの5、6時間ぶっ通しのセミナーは、結構体にこたえました。くたくたに疲れましたが、でもためになるセミナーでした。

日本は、先進国の中にあって、最もインプラント治療が普及していない国だそうです。スウエーデンのこのメーカーも日本でのインプラント治療が大きく広がるのを見越して、このような大きなイベントを開催しているのでしょう。

どんな症例にもインプラント。というのは困りものですが、インプラントの良さが認識されて、正しい形で普及していくことを祈るばかりです。

ワールドツアーにさんか参加修了証をいただきました。