八重歯の治療は (続編~治療後)

2010年9月15日歯のコラム

この方は、八重歯もよくお似合いの方でしたが、治療により、ずいぶんすっきりしたとのご感想でした。

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正面はこんな感じです。

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アイドルの頃は八重歯で、円熟した女優になったら普通の歯並びにする、という芸能人も多く見られます。
歯ならびのもつ、イメージへの影響力の大きさは計り知れないものがあるようです。

長谷川亨・歯科クリニック

器具の滅菌消毒

2010年9月7日歯のコラム

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この写真は、タービン(歯を削る器具)とバーです。両方ともビニールでパッキングされていますが、これは滅菌消毒済みであることを示しています。
タービンとバーは頻繁に使うものですが、滅菌消毒が困難なため、簡単な拭き掃除で使い回しされてきましたが、器具や消毒器が改良され、滅菌消毒が可能になりました。
当院では約5年前から、このシステムに変えていますが、当時はほとんど実用化されていませんでした。しかし現在、かなり多くの診療所でバーやタービンを滅菌して使用するようになりつつあることはとても好ましいことです。患者さんが安心して清潔な器具で治療を受ける事ができるからです。

ここで問題提起したい事は、このとても煩雑で、経費のかかるこれらの業務に対して、現在の健康保険ではインセンティブを与えていない事です。つまり、診療所の「持ち出し」で赤字覚悟で行わねばならないのです。

治療行為だけでなく、このような診療のために必要な環境についても、健康保険で配慮してもらえるといいのですが。

歯科医師会の会議

2010年9月3日歯のコラム

「院長は昼から歯科医師会の会議で不在です」と木曜日は受付でアナウンスされますが、その時は丸の内にある、歯科医師会館で会議に出席しています。現在私の所属している部署は、調査室で、歯科医療の現状や将来について調査研究を行うところです。メンバーは関係委員会をふくめ15人です。会議のイメージをつかんでいただくために、会議室の写真をアップしてみます。

保険の白い歯

2010年9月2日歯のコラム

小臼歯( 前から4番目と5番目の歯)を白い歯で作って欲しいという患者さんのお申し出は多いです。保険外治療であるセラミックスで作るのが理想的ですが、保険ですと銀歯か(みなさんイヤがります)、硬質のレジン(合成樹脂)のかぶせ物になります。
この治療法は白い歯なので患者さんには好評ですが、長く使っていると変色してきたり、強く噛むと割れやすかったり、色や形がセラミックスほどキレイでなかったりと、やや難点のある材質なのです。セラミックスが保険導入されると良いのですが,今の国の財政状態では現実的ではないようです。

短時間、安全、切開なしのインプラント

2007年7月23日歯のコラム

7月22日(日)は東京に研修に行ってまいりました。
内容は、インプラントの新しい技術の一つで Scan to Gude(S2G)に関してでした。

SURGICALこれは、レントゲン(CT)の画像データをもとに、インプラントを埋め込む時に使用するガイド(マウスピースの様なもの)を作るという技術です。

このガイドを使うことにより、安全な長さのインプラントを正確にな位置に埋め込む事ができます。

この技術は画期的で、これによりインプラント手術を

① メスによる切開なしで
   手術時間が約半分に短縮されます。
   切開後の痛みや、縫った糸による不快感から解放されます

② より安全に
   神経や血管の損傷を未然に防ぐことができます

行うことができます。(事例によって使用できない場合もあります)

当院では、早速導入をすすめていく予定です。
詳しくは追って、HP上でご案内させていただく予定です。