クリスマスツリー

2010年12月3日ブログ

毎年ツリーは11/23 に出すのですが、今年は少し遅れて28日に出しました。
BGMもクリスマスソングに変えて、クリスマスの雰囲気が盛り上がる所ですが、今年は、不景気のせいか、街は例年より静かに思えるのですが、私のきのせいでしょうか?
以前は、この時期になると、ワクワク感があったのですが、歳のせいか、クリスマス感受性が低下しつつあり、ちょっと寂しいです皆さまは、楽しいクリスマスシーズンをお過ごしください。

AAPアメリカ歯周病学会に参加しました 5

2010年11月8日学会, 歯のコラム

ゴーストツアー続き)

そんなことを3時間半ほど繰り返すと、いよいよツアーも終わりに近づきます。
最後に中国人の墓地で「皆、怖いと感じたか?恐怖よりも心地よさや安心感を感じた者もいるはず。霊は邪悪なものもあるが、敬意をもって接すれば皆を守ってくれる霊もいることが理解できたのではないか(訳:長谷川。英語聞き取り能力の不足により正確かどうかは不明)」というような、まとめをして、最後に参加者全員の勇気に拍手を送り(このとき初めて皆から少し安堵の笑い声が・・・)、無事ツアーは終了しました。

さて、長谷川の心霊写真撮影の結果は・・・・・途中から撮りまくったため、撮影枚数が300枚を超え、まだ確認作業を進めています(ほとんど真っ暗です)。何か写っていたら、また、ご報告させていただきます。
(ツアーにご興味のある方に・・・説明は英語だけですが、英語が聞き取れなくても十分楽しめると思います。小さいお子様は参加できません)

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ハワイコンベンションセンター

ということで、AAP報告よりツアーの報告が多くなってしまいましたが、アメリカの学会は日本と比べ、ドライな印象があります。つまり、変な仲間意識というか、閉鎖的なところがなく、もちろん学会における学派の派閥というか、人のつながりやしがらみは、きっとあるのでしょうが全体的に誰でも公平に参加でき、発言できる機会が与えられています。

それと、参加費はかなり高いのですが、設営には十分な資材や人材が投入されていて、学会期間を通して快適に過ごすことが出来ます。「費用設定は高くするが、それに見合ったモノを提供する」という姿勢が徹底していて、参加する者もそれを承知して参加するのですが、長年に亘って学会が運営され続けていることは、それに見合ったモノを提供し続けている証なのでしょう。

歯科分野は、医科とは異なり、全く新しい病気や治療法が出にくい、つまりイノベーションが起こりにくいので、どうしてもテーマが限局されたりマンネリ化したりしやすいのですが、それでもまだ歯周病学は新しい課題についての研究の余地があるように感じています。日頃の臨床から一歩下がって、全体を俯瞰し自分の臨床の方向性を定める意味でもまた参加したいと思います。

長谷川亨・歯科クリニック

AAPアメリカ歯周病学会に参加しました 4

2010年11月6日学会, 歯のコラム

朝、夕と来れば、次は[夜」なのですが、夜のツアーは・・・・言わずとしれた・・・・ゴーストツアーOahu Ghost Tourです。

ハワイは世界でも有数なスピリチュアル(霊的)な場所で、あちこちでお化けが出ると・・・・・以前たまたまハワイの本を読んでいて、気になったので覚えていたのですが、まさか自分が参加することになろうとは(といっても、自ら申し込んだのですが)

ゴーストツアーは正式にはOrbs of Oahu night driving tour といいます。Orbsというのは「ヒトだま」の事でそれを写真に撮るという、いわゆる心霊写真撮影ツアーです。

20人くらい参加者がいて、ドイツ人やニュージーランド人や中国人や確かドミニカと、いろいろな国の方がも参加されてました。夜の7時集合です。現地ガイドさんが、過去に大量の戦死者が出たところや、殺人現場や、墓場や・・・・・気味悪いところに連れて行ってくれます。それぞれの場所でハワイ語の大きな声でご祈祷をして(これが結構怖い)ずんずん奥へ入っていくのですが、とにかく真っ暗です(夜だから当たり前?)しかも足場が、ジトジトしています。ガイドさんを先頭に、戦場の小隊のように、皆ぞろぞろ固まって移動し(怖いので)、ガイドさんが霊気を感じると、「今、霊が横切った。そこを撮れー」というと、皆一斉にシャッターを押します。

デジカメなのですぐ確認できます。それらしき物が写っていると、「うーんこれは邪悪だ、レベル1だ」とか、「これはあなたのファミリーの霊だ、あなたを守っているのだ」とか解説してくれます。撮影の時フラッシュライトをつけると、その反射で霊のように見えるので、長谷川は「純粋で良質な?」心霊写真を求め、ライト無しでガチンコ勝負(何の勝負だ?)です。

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ここに写っているのは、全員参加者です。真ん中の赤い服がガイドさんです。

しかし・・・・・・・・・・全然写りません。うじゃうじゃ幽霊が写っても困るけれど、ひとつも無しも少し寂しいなあーと。そこで、途中から、撮影モードを「花火」に切り替え、さらに「連写モード」で撮りまくりました。

途中トイレ休憩をはさみ、ツアーはさらに続きます。毎晩多数の幽霊がさまよい行進するといわれる場所(足場悪し)や、中国人の墓地に行きます。相変わらず暗いですが、目も少し慣れてきて、勇気ある参加者が、新たな霊を求めて、ガイドさんの指定する場所以外に入り込もうとすると、「止まれ。危ない!それ以上進むな!」と凄く大きい声で注意されます。その声がさらに参加者のビビリ度をアップさせます。海外旅行の度にいくつものツアーに参加しましたが、参加者から一回も笑い声の聞こえないツアーはこれが初めてです

夢中で書いていたら、長文になってしまいました。(霊のしわざか?)続きは次回に (^_^;)       (続く)

長谷川亨歯科クリニック

AAPアメリカ歯周病学会に参加しています 3

2010年11月5日学会, 歯のコラム

さて、学会の報告が続きましたが、場所は観光地ハワイです。昼は学会参加ですので、観光は朝と夕方に限られます

波の音を聞きながらボーとしているのが、正しいハワイの過ごし方だとわかっていても、貧乏性の長谷川はホテルでじっとしていることができず、レンタカーを借りてあちこち回りました。ハワイは交通量が多くとても走りにくいです。

朝の観光は限られていますが(学会は8時から)、ダイヤモンドヘッドに登ってきました。日の出を見るのが目的ですので5時起きです。時差ぼけの体には相当コタえます。山頂間近、最後の延々と続く急な階段はさらにそれに追い打ちをかけます。日の出をめざすこのダイヤモンドヘッド登頂は、オプショナルツアーにもなっていて、結構混み合っていました。山頂は狭いので、人がてんこ盛り状態でしたが、早起きして開門(6時)と同時に入山したので、何とか目的を達することができました。

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さて夕陽です。2日目、学会終了後、東海岸へ行った帰りに、ちょうど沈むタイミングと重なりましたので、道沿いの公園で撮りました。
4日目にも、ワイキキの海岸で夕陽を見ましたが(アウトリガーホテルの桟橋がベストポイントと言うことでそこで見ました)こちらの方が写真的に良かったので、2日目の方をアップします。

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日ごろ、朝日も夕陽も夕焼けも意識なく仕事をしているので、このような風景を見ると、もっとスローなペースでゆったりと生活をした方がいいのかなと感じます。
(まだ続きますよ)

長谷川亨・歯科クリニック

AAPアメリカ歯周病学会に参加しています 2

2010年11月4日学会, 歯のコラム

ハワイでの学会はAAP(アメリカ歯周病学会)と日本歯周病学会との共同開催です。
今回は歯肉の、特に審美的な整形についてテーマが多かったようです。発表のメインであるGS(General session: 学会の中で最もメインな発表:学会参加者ほぼ全員が聴講します )のテーマも3題のうち2題は歯肉や歯槽骨(歯の周囲の骨)の審美回復に関するものでした。
さて、AAPのような権威のある学会で発表者となることはかなり難しく、いわゆる「箔(ハク)をつけるための、自作自演のお手盛り海外発表」とはワケが違います。2日目のGS(前述)では京都の開業医である宮本先生が3人の講演者の1人としてご発表されていました。3日目の90分のFCE(Focused Continuing Education)では、東京の開業医である鈴木先生がご発表されていました。(その他にも数名の日本の先生が発表されていました)お二人とも堂々たるプレゼンテーションです。研究者でなく、いわゆる臨床家(普通に歯科医院で診療をしている)の歯科医がこのようなインターナショナルな場で発表できるという、そのご努力とご研鑽に深く敬服しました。

鈴木先生のマイクロスコープを使用した精密な歯周外科治療はかねてより定評がありますが、治療後のきれいな歯肉の状態をかたち作ってい行く、丁寧で精密な技法を見て私の周りに座っていた外国人の歯科医もしきりにメモをとっていました。鈴木先生には発表後のお疲れの所、ご無理を言って一緒に写真を撮らせていただきました。ありがとうございました。

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学会を通して英語にもずいぶん慣れてきましたが、発表もしっかり、はっきり(さらにゆっくり)と話してくれるとソコソコ聞けるのですが、ネイティブ(英語を母国語とする)の先生の超早口英語は、相変わらず苦手です。その点日本の先生の英語はとてもわかりやすく助かりました。さて、学会以外の報告も次回に少しさせて頂きます。(続く)

長谷川亨・歯科クリニック