日本臨床歯周病学会 第35回年次大会 その3

2017年8月8日学会

今年も連日暑い日々が続いておりますが、相変わらず日焼けし、

肌が日に日に黒く焼ける歯科衛生士内田です。

さて去る6月24日から25日、臨床歯周病学会in大阪へ行って参りました。

毎年院長とスタッフと朝待ち合わせをして行くのですが、今年は朝早くより

認定歯科衛生士セッションがあったので先に大阪へ向かいました。

臨床歯周病学会の認定歯科衛生士を取得し早くも5年が経過した.。

今では、たくさんの歯科衛生士の方と交流が増えとても有意義な学会参加になっています。

たくさんのご縁に感謝の毎日です。

今年のテーマは

Save Teeth! Save Imprants !~歯周病患者におけるインプラント治療~

ということでインプラント治療は歯科治療において近年とても身近な治療となった一方で

インプラント周囲炎、歯周炎も増加傾向にあるのが現状です。

今回の認定歯科衛生士セッションでは、X線(レントゲン)をどう読み取とり

歯周病基本治療にどう生かすか参加者でセッションしました。

X線は皆様ご存知のとおり、我々の体の状態を知るのに最も重要な診査法のひとつです。

歯周病治療に求めらる画像診査、診断はさまざまなポイントがあり、

歯科医師および歯科衛生士は治療する上で1つの判断材料として

日々の臨床に生かしているのですが、

同じX線をみて歯科医師は歯の治療を含め歯の健康管理のプロとして、

また歯科衛生士は歯の疾病予防のプロとして見解が異なることもあります。

歯周病治療を成功させるには歯科医師の見解と歯科衛生士の見解よりお

互いに情報共有し、同じ目線で歯周病治療に向き合っていく大切さを

改めて痛感したセッションでした。

さて、学会はセッションだけではなく、企業展示コーナーがあります。

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各歯科メーカーが最新の歯科機器や予防に関する材料までさまさまな展示があります。

いつもスタッフと各歯科メーカーに行き、サンプル品を頂いてはスタッフと試しあったり

話し合いながら当院でも日々予防に関する材料を新たに導入して、

みなさんの予防歯科のお手伝いができるようにしています。

今度は9月に富山にて日本審美歯科学会に参加する予定です。

また参加した際はみなさまにご報告させて頂きたいと思います。

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日本臨床歯周病学会第35回年次大会 その2

2017年8月3日学会

こんにちは。

今年も、学会の季節です。

6月24日、25日に大阪で開催された臨床歯周病学会に参加させていただきました。

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現在、インプラント治療は多くの歯科医院で行われています。

当院でも、インプラント治療をされる患者さんが増えてきています。

インプラント治療は咀嚼機能、審美機能が回復できる治療であり、

患者さんの生活の質の向上に大きく貢献しています。

しかし、すべての患者さんにおいてインプラント治療が成功するわけではなく、

インプラント周囲疾患(インプラント周囲粘膜炎、インプラント周囲炎)の発症や、

補綴物の破損などの問題が生じる場合もあります。

インプラント治療のリスクは、プラークだけでなく、

咬合(過重負担)、喫煙、全身疾患(糖尿病など)、生活習慣、ストレス

などがあげられます。

治療後のインプラントの長期安定を図るために重要なのがメインテナンスです。

メインテナンスでは衛生士が主体となって関わっていきます。

インプラント治療も歯周治療と同様に最終的にはメインテナンスによるケアが

重要になっていきます。メインテナンスではインプラント周囲組織の変化に気付けるかが、

トラブルを未然に防ぐポイントになると考えられます。

問題を早期に発見できるかは大きな問題に発展させないために大切です。

また、インプラントの部分は炎症がすぐさま骨まで波及します。

進行が早いので、毎日のブラッシングの前に患者さんご自身でインプラントの周りを

チェックしていただき、何か違和感や問題があればお早めにお知らせください。

インプラントの健康の維持には患者さんによるセルフケアがきちんと行えている

ことも重要です!

患者さんひとりひとりにあった口腔清掃道具を選択し、

どこをどのように磨けば良いのかお話します。

歯科医師と歯科衛生士が連携をとって、メインテナンスを行っていきます。

今回の学会では、

インプラントの問題点、

インプラントメインテナンスの方法や

重要性

についての講演や症例を、たくさん聞くことができました。

天然の歯を含め、インプラントも守れるよう、これからに生かしていきたいです。

院長先生、このような機会をありがとうございました。

写真は、2日目のお昼ご飯です(^_^)

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目の前で~!

お肉が柔らかくておいしかったです!ごちそうさまでした!

午後の講演は眠気と戦いながら・・・

和気藍子

♡幸せいっぱいeriさんの結婚式♡

2017年8月1日ブログ

こんばんは☆

食べる事と身体動かすことが大好きな歯科助手のsumieです!!

最近猛暑日が続いていますね~!!

みなさんはどのように暑さをしのいでいますか?

私は毎年のようにかき氷を食べ歩いて体をクールダウンさせています♪

只今の私の携帯の待ち受けはかき氷になっておりまーす♪

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そんな話はさておき少し前になりますが7月16日に当院スタッフのeriさんの結婚式がありました✨

eriさんは応用的なお仕事もサクサクっとこなし気遣いができ大好きな趣味はとことん追求し極めみんなにユーモアを交えながらお話が出来る素敵な女性✨

そんな彼女の結婚式では今時でオシャレな高砂席や↓

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自分で作ったオシャレヘッドアクセ↓

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星型のウェディングケーキ↓

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センスが光ってます!!

お料理も美味しく

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そしてそして院長先生のスピーチ!!↓↓↓

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感動の内容で院長素敵!って思いました!↓↓↓

感動で涙が出ましたがその私の涙を飛び越えて後ろの席から
「グスッグスッヒックヒック」っと泣いているmomokaさんがいました!!

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忘れられないスピーチです🎤

院長の奥様は空かさずシャッターチャンスを逃さないよう常に一眼レフを手にサササーっとベストポジションに走っておられました!さすがのカメラマンさんです!

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チーフは食欲満点で美味しいお料理を沢山食されておりました!
その食べっぷりに感動しました☆

その後も感動がたくさんありましたが

今回注目していただきたいのはなんといっても当院でホワイトニングを行なったeriさんの真っ白でキラキラ艶やかに光っている歯です!!↓↓↓↓↓↓

見てください!この素晴らしく光っている歯を!!!

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当院でのホームホワイトニングとポリリン酸を行なった結果こんなにも素敵に輝く魅力的な歯になりました!↑↑↑↑↑

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色の変わり具合に個人差はあると思うのですがここ最近で一番感動した出来事がeriさんの歯の美しさでした!!
私もやらせて頂きたいと思っちゃいました!

やはり美しい歯は魅力のひとつですね!お顔がパッと華やかになります!

もともと魅力的なeriさんですがこの美しい歯を見て旦那さんもさらに惚れ込んだに違いないでしょう!

そんな素敵な幸せいっぱいの式でした☆

まだまだお伝えしたい幸せエピソードが沢山ございますがこのへんで失礼致します。

Eriさん末長くお幸せに~

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日本臨床歯周病学会第35回年次大会 その1

2017年7月26日学会, 歯のコラム

みなさんこんにちは!

6月24日25日に大阪国際会議場で行われました、

日本臨床歯周病学会第35回年次大会

「Save Teeth!Save Implant!~歯周病患者におけるインプラント治療~」

に参加させて頂きました。

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歯周病とインプラントの関わりについての勉強が中心でした。

インプラントが入っている患者様も多く通院されてるので

身を引き締めて受けてきました!

天然の歯はもちろんインプラントは特に日頃のお手入れが重要です!

インプラントの周りにプラーク(歯垢)が溜まると

フィクスチャー(チタン製の人工歯根)と結合していた骨が

プラークの中にいた細菌によって炎症を起こします。

最初は歯茎が腫れている程度のもので、これを「インプラント周囲粘膜炎」

と呼びます。この段階で処置をすれば、顎の骨にダメージを与えずに、

ちょうど歯肉炎と同じ症状の段階で止める事ができます。

炎症を放置して顎の骨が溶け始めると症状はやがて

「インプラント周囲炎」にまで進んでしまいます。

これは炎症がインプラントの周囲の骨までまわってしまい

進行すると骨が溶けてなくなってしまいます。

しっかりとご自身のお口の中について理解して頂き、清掃を

行った上での歯科医院での定期的なメインテナンスが大切だと

再確認しました!

さて夜はとてもオシャレでおいしいディナーでした♪

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勉強後のディナーはよりおいしかったです!

2日目帰る前に大阪といえば粉物!ということで

お好み焼きを食べて帰りました♪

とても充実し刺激を受けた2日間でした。

院長先生、このような勉強の機会をありがとうございました。

今回学んだことを活かしてこれからの診療に

取り組んでいきたいと思います。

立松紀恵

日本臨床歯周病学会第35回 年次大会

2017年7月11日学会

6月24日(土)25(日)の二日間、大阪国際会議場(大阪府)に於いて日本臨床歯周病学会 第35回年次大会が開催されました。 当クリニックでは今年も、歯科衛生士3名と共に参加しました。

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本年のテーマは「歯周病患者におけるインプラント治療」でした。
今や市民権を得たインプラント治療ですが、私の大学の頃はインプラント治療を教育する講座はもちろんなく、それに関連する講義すら受けたことがありませんでした。

そもそも既存講座の中で、どの講座がインプラントを扱うのかハッキリしませんでした。

歯を作るので補綴科(入れ歯やクラウンを扱う科)、もしくは、外科手術を伴うので口腔外科(お口周りの粘膜や骨の治療を行う科)が関連が深そうであったのですが、最もインプラント治療に対し積極的な研究が行われたのは、歯の周囲の組織の治療を行う歯周病科でした。
現在では、どの大学もインプラント科という独立した講座が設けられているようです。

歯を失った患者さんにとって、万能と思われていたインプラント治療は、開発以来その材料や技術の進歩と共に,大きな福音をもたらし続けてきたのですが、治療経過が長期に及ぶに伴い、問題点も指摘されるようになりました。その一つが「インプラント周囲炎」です。

これは、歯が歯周病に侵されるのと同様に、インプラントの周囲に細菌が付着することにより、インプラント周りの骨や歯肉組織が炎症を起こし、症状が進むとインプラントの脱落につながることも少なくありません。

インプラント周囲炎についての研究はまだ日が浅いので、インプラント周囲炎についての知見を得る機会が得られることはとても意義深いことです。今回の学会でも、私が過去に学んだ治療法に加えて、たくさんの新たな治療法や治療経過についての報告がなされました。

インプラント周囲炎は、適切な治療法により治療可能であることが示唆された有意義な学会でした。