JAO(日本オッセオインテグレーション アカデミー) 特別例会

2017年9月6日歯のコラム


7月30日(日)に本年度のJAO(日本オッセオインテグレーション アカデミー)特別例会が、

当会会員でもある堀内克啓先生(奈良県五條市 開業)を講師にお招きし、

シロナデンタルシステムズ名古屋支店 会議室にてに開催されました。

インプラントの名医は,自称他称含め多数いるようですが、堀内先生は、

深い知識と多くの経験を持つ日本でも有数のインプラントの臨床医です。

奈良県立医大の口腔外科准教授を歴任した口腔外科の指導医ということもあり、

外科手術の基礎的な手技から、骨造成の際に必要な減張切開の手法など、

普段なかなか聞くことのできないポイントをわかりやすくご講演いただきました。

またインプラントにまつわる商業ベースで普及しつつある治療法の評価についても、

ほぼプライベートな講習会であることもあり、

その安全性や長期的な予後など、かなり突っ込んだお話をしていただけました。

真夏日の開催でしたが、会場は会員とオブザーバーにより埋め尽くされ、

熱気あふれる有意義な例会でした。

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JAO理事と 向かって左から3番目が堀内講師

歯科衛生士 : セルフケアー処方 の勉強会

2017年9月1日研修会・講習会, 歯のコラム

当院の歯科衛生士 aikoさんが

患者さんの口腔内が変わる!

個別対応のセルフケア処方 即実践セミナー

の研修に参加しました。

毎週金曜日の歯科衛生士のミーティング(衛生士さんが自主的に行っている勉強会 )で

その報告を行うとのことで、今回は わたくし( 院長:長谷川 )も参加して聞いてみました。

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歯や口のお掃除をすることを口腔清掃と言います。

口腔清掃には、歯ブラシ、歯磨き剤や洗口剤などを使用します。

口腔清掃のための器具や製剤は、数えきれないほどたくさんの商品が

世に出まわっていますが、その選択基準はかなり曖昧です

テレビCMで見たり、知り合いに教えてもらったり、ドラッグストアーで手に取ってみたり・・・

何となく気に入ったものを使用しているのではないでしょうか。

内科医が患者さんの症状だけで無く、個々の体質や体調を考慮して、適切なお薬を処方するように、

歯科衛生士が、その星の数ほどある清掃器具や製剤(歯磨き粉なども含む)を、

それぞれの特性を理解し、患者さんに効果的に提供する技術がセルフケアー処方です。

セルフケアー処方が難しいのは、薬を飲むだけの処方と違って、

類似した症例に同じ処方をしても、同等の成果が得られるとは限らない点です。

つまり、同じ程度の虫歯になっている二人の患者さんでも、

それぞれの歯磨きの器用さや、実際のお手入れ状態、歯の質や食生活によって、

処方する歯ブラシ、歯磨き粉の種類は当然異なってきます。

また、現在治療中の患者さん用のケアグッズと、

メインテナンス(診療後の術後管理)中の患者さん用

では、やはり薦めるグッズは違ってきます。

ワンパターンが通用しないのがセルフケアーの難しいところです。

歯磨き剤や洗口剤では製剤の成分や、使用するケアーグッズの

それぞれの特性を理解した上で5つのターゲット(脱灰、歯質、歯石ステイン、細菌、炎症)

に対する基本方針を確認し、それぞれのターゲットに有効な成分や清掃法を選択して行く必要があり、

それは容易なことではありません。

数多くの製剤やケア-グッズの組み合わせの中から、症例経験を重ねていくことにより、

当院のオリジナルの処方パターンを作り上げ、効果的に患者さんに提供していきたいものです。

また、治療中における、歯面ケア、歯周ケア、そして治療ステージの

それぞれの処方ポイントをシステム化していければ、

効率的で効果的な口腔清掃を行えることと思います。

aikoさん、セミナーと報告お疲れ様でした。

とても有意義なセミナーであったと思います。

momokaさんのお誕生日会と宮島先生歓迎会

2017年8月27日ブログ

こんにちは

歯科助手のEriです

厳しい夏もそろそろ終盤となり、

夜は涼しい日も続いてますが皆様いかがお過ごしでししょうか

私事ですが先日sumieさん担当のブログにて

結婚の報告をさせて頂きました。

とても素敵に書いてくださり

恐縮するばかりでございます((( °ω° ;)))

ありがとうございました。

結婚式も終わり、一段落したのでこの夏はバーベキューに4回も行ってしまい、

案の定真っ黒くろすけに仕上がりました…(´・×・`)

早く肌が元に戻ることを願ってやまないわたくしが

今回ブログを担当させていただきます!

本日は

当院のムードメーカー

momokaさんのお誕生日会

4月よりご勤務頂いている

宮島ドクターの歓迎会が行われました

お店は

イタリアン&フレンチ料理で人気の

【ジャングルジャップ】にて

隠れ家的なバーで

店内は

アンティーク調の家具がたくさん置いてある中、

壁に日本語で文字が並べられていたりと和のテイストもあり、独特でお洒落な雰囲気でした!

御手洗では落語が流れておりました⋆* ⁑⋆*

さて今回の主役、

宮島ドクターは見た目からもお分かりいただけるとおもいますが、

とっても優しい先生で

患者様にももちろんスタッフからも人気のある先生です

そんな宮島ドクターは一児の父

お休みの日は勤務の日よりも早くから公園でお子様と遊ぶというイクメンパパな一面を知ることが出来ました

momokaさんは

とても明るく表現豊かな女性で

いつも医院を大変盛り上げてくれるハセシカにはかかせない存在です

彼女は本当にいい子で素直で

表現力豊かで一緒にいてとても楽しませてくれます

そんなお2人を囲み、

乾杯!

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そして

次々と素敵なお料理が運ばれてきました

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どれも美味しくワインがとっても進みました

そしてバーということもあり、

ドリンクメニューがとっても豊富

店員さんが奥からヨイショと

持ってきて頂いた黒板にズラリとメニューが書かれており、

これにはスタッフ大盛り上がり&大興奮

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フルールを贅沢に使ったカクテルをいただきました

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(ここにも和のテイストが…しかもこの傘開いたり閉じたりできるんです)

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そして店内には

ピアニストさんによる生演奏&生歌が…

素敵な演出にお話にも花が咲きます

そして盛り上がる中

なんと院長から素敵なサプライズが…

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momokaさんのもとにプレートとかわいいキャンドルが、、、

このキャンドル、

とっても驚きな仕掛けがされており

スタッフ一同驚きの叫び声が店内に響き渡りました(興奮してすみません)

これを見てお店に行かれる方のネタバレになるといけないので詳細は伏せておきますね

(ぜひお店にてお試しあれ✩)

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そしてお店の方からもう一つサプライズが、

お店でつけた自家製の梅酒

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なんと今から半年後にちょうど美味しくなるそうで今から出来上がりが楽しみですね

(momokaさんいいなぁ…笑)

momokaさんのご自宅のベットの下で今頃肥やしてるころでしょう

そして最後には記念撮影

なんとピアニストの方と…!

ピアノ経験者のmomokaさん、

2人でデュエット演奏*。oOo。.:*

これにはスタッフ一同驚きでした~

素敵な1枚載せておきます

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みんなでも記念撮影

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とても楽しいひとときを過ごすことができました

momokaさんおめでとうございます

宮島先生 今後とも長谷川亨歯科クリニックをよろしくお願いします

お店の情報

JUNGLEJAP

住所 愛知県名古屋市東区泉2-23-8 タウンマンション泉1F

052-931-0777

日本臨床歯周病学会 第35回年次大会 その3

2017年8月8日学会

今年も連日暑い日々が続いておりますが、相変わらず日焼けし、

肌が日に日に黒く焼ける歯科衛生士内田です。

さて去る6月24日から25日、臨床歯周病学会in大阪へ行って参りました。

毎年院長とスタッフと朝待ち合わせをして行くのですが、今年は朝早くより

認定歯科衛生士セッションがあったので先に大阪へ向かいました。

臨床歯周病学会の認定歯科衛生士を取得し早くも5年が経過した.。

今では、たくさんの歯科衛生士の方と交流が増えとても有意義な学会参加になっています。

たくさんのご縁に感謝の毎日です。

今年のテーマは

Save Teeth! Save Imprants !~歯周病患者におけるインプラント治療~

ということでインプラント治療は歯科治療において近年とても身近な治療となった一方で

インプラント周囲炎、歯周炎も増加傾向にあるのが現状です。

今回の認定歯科衛生士セッションでは、X線(レントゲン)をどう読み取とり

歯周病基本治療にどう生かすか参加者でセッションしました。

X線は皆様ご存知のとおり、我々の体の状態を知るのに最も重要な診査法のひとつです。

歯周病治療に求めらる画像診査、診断はさまざまなポイントがあり、

歯科医師および歯科衛生士は治療する上で1つの判断材料として

日々の臨床に生かしているのですが、

同じX線をみて歯科医師は歯の治療を含め歯の健康管理のプロとして、

また歯科衛生士は歯の疾病予防のプロとして見解が異なることもあります。

歯周病治療を成功させるには歯科医師の見解と歯科衛生士の見解よりお

互いに情報共有し、同じ目線で歯周病治療に向き合っていく大切さを

改めて痛感したセッションでした。

さて、学会はセッションだけではなく、企業展示コーナーがあります。

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各歯科メーカーが最新の歯科機器や予防に関する材料までさまさまな展示があります。

いつもスタッフと各歯科メーカーに行き、サンプル品を頂いてはスタッフと試しあったり

話し合いながら当院でも日々予防に関する材料を新たに導入して、

みなさんの予防歯科のお手伝いができるようにしています。

今度は9月に富山にて日本審美歯科学会に参加する予定です。

また参加した際はみなさまにご報告させて頂きたいと思います。

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日本臨床歯周病学会第35回年次大会 その2

2017年8月3日学会

こんにちは。

今年も、学会の季節です。

6月24日、25日に大阪で開催された臨床歯周病学会に参加させていただきました。

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現在、インプラント治療は多くの歯科医院で行われています。

当院でも、インプラント治療をされる患者さんが増えてきています。

インプラント治療は咀嚼機能、審美機能が回復できる治療であり、

患者さんの生活の質の向上に大きく貢献しています。

しかし、すべての患者さんにおいてインプラント治療が成功するわけではなく、

インプラント周囲疾患(インプラント周囲粘膜炎、インプラント周囲炎)の発症や、

補綴物の破損などの問題が生じる場合もあります。

インプラント治療のリスクは、プラークだけでなく、

咬合(過重負担)、喫煙、全身疾患(糖尿病など)、生活習慣、ストレス

などがあげられます。

治療後のインプラントの長期安定を図るために重要なのがメインテナンスです。

メインテナンスでは衛生士が主体となって関わっていきます。

インプラント治療も歯周治療と同様に最終的にはメインテナンスによるケアが

重要になっていきます。メインテナンスではインプラント周囲組織の変化に気付けるかが、

トラブルを未然に防ぐポイントになると考えられます。

問題を早期に発見できるかは大きな問題に発展させないために大切です。

また、インプラントの部分は炎症がすぐさま骨まで波及します。

進行が早いので、毎日のブラッシングの前に患者さんご自身でインプラントの周りを

チェックしていただき、何か違和感や問題があればお早めにお知らせください。

インプラントの健康の維持には患者さんによるセルフケアがきちんと行えている

ことも重要です!

患者さんひとりひとりにあった口腔清掃道具を選択し、

どこをどのように磨けば良いのかお話します。

歯科医師と歯科衛生士が連携をとって、メインテナンスを行っていきます。

今回の学会では、

インプラントの問題点、

インプラントメインテナンスの方法や

重要性

についての講演や症例を、たくさん聞くことができました。

天然の歯を含め、インプラントも守れるよう、これからに生かしていきたいです。

院長先生、このような機会をありがとうございました。

写真は、2日目のお昼ご飯です(^_^)

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目の前で~!

お肉が柔らかくておいしかったです!ごちそうさまでした!

午後の講演は眠気と戦いながら・・・

和気藍子