JAO特別講演会

2019年8月18日歯のコラム

5月19日に、本年のJAO(日本オッセオインテグレーションアカデミー)特別講演会が

シロナデンタルシステムズ名古屋支店にて開催されました。

講師は当医院の関連矯正歯科診療所でもある、

名古屋矯正歯科診療所 院長の佐奈正敏先生です。

テーマは「“包括的”矯正治療について考える 」でした。

包括的矯正治療とは,他科との連携によって

総合的に行う治療をさす事が一般的ですが、

今回の講演は,成長発育段階を考慮した筋機能療法,

言語治療も含む、様々な患者におかれた背景を考慮して行われる

総合的な矯正治療についてのお話でした。

講演に際してはたくさんの資料をご準備頂き 

1 咬合と矯正治療 
2 歯周と矯正治療 
3 小児歯科と矯正治療(障害者の矯正治療) 
4 埋伏歯への対応 
5 外科症例 

の5つのトピックスのそれぞれについて、わかりやすくご教示いただきました。

また、それぞれのトピックスについてご提示された豊富な症例は、

長年、歯科矯正分野のトップリーダーとしてご活躍されている佐奈講師ならではのものでした。

歯科医療は学問体系として様々な分野に分かれており、

つい自分の得意とする分野から近視眼的なアプローチをしがちですが、

患者の抱えている問題を解決するためには、

包括的な見地から総合的な視野をもって治療計画を立てることが大切であると気づかされる、

意義深いご講演でした。

第37回 臨床歯周病学会 🦀🦀🦀🦀

2019年8月7日学会

6月21.22日に第37回臨床歯周病学会に参加させていただきました。

私は歯科衛生士になり2年目ですが、
昨年は台風の影響で新幹線が止まってしまい、行くことができず、
今年が初めての参加となりました!

学会では、さまざまな症例を見ることができ、勉強になる事ばかりでした。

特に印象的だったのがブラッシングの仕方1つで歯肉の状態が良くも悪くも変化するというお話です。

たかが歯磨きと思うかもしれませんが、歯ブラシの持ち方、当て方、動かし方、力加減などで
歯肉の状態は大きく変化するのです。
また、使用する歯ブラシの選択も重要になってきます。

私は歯科衛生士として患者さんごとに適切なTBI(歯磨き指導)ができているのだろうかと考えさせられました。
一人でも多くの患者さんの口腔内環境を改善するためにもっと知識をつけて導いてあげたいと思いました!

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さて、話は変わりますがせっかく北海道に来たので美味しいものを食べないで帰るわけには行きません!!

という事で、ここからは札幌で食べたご飯を紹介したいと思います♪
まず伺ったのがセンチュリーロイヤルホテル23階にあります
スカイレストラン ロンドというお店です。

実はこのお店ただのフレンチレストランではないんです!
なんと…
食事中にお店が360度回転する展望レストランなのです!
3時間かけて一周するそうです。

食事をしながら札幌の夜景が一望できるなんて贅沢ですよね!

お料理も北海道ならではの食材が楽しめてとっても美味しかったです。

そしてそのあと向かったのは、札幌では有名な えびそば一幻 というラーメン屋さんです!


お店の外まで行列ができるほどの人気店です!


味はえびしお・えびみそ・えびしょうゆから選べて、私は一番人気だと言われてるえびみそをいただきました!


海老味噌のコク深いスープが麺と絡んでとっても濃厚でやみつきになる味でした!

行列ができるのも納得です!

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学会に参加させていただいて、学ぶことがたくさんありました。
今回勉強したことを今後、歯科衛生士として活かせるように頑張りたいと思います。

院長先生ありがとうございました!

吉田百花

sumieさんの結婚式☆

2019年8月1日ブログ

皆さま、こんにちは。
だんだんと暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今回久しぶりにブログを担当することになりました歯科衛生士のchizukoです。
今日は、当院チーフのsumieさんの結婚式についてお伝えしたいと思います!
sumieさんはいつもテキパキと仕事をこなし、なおかつ笑顔も忘れず、日々診療に従事しています。

この日は梅雨の晴れ間の日曜日。
幸せいっぱいで晴れやかな笑顔が印象的なsumieさんの結婚式がありました!
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美男美女~!!でした!
sumieさんは、スタッフの中でも背が高いのですが、旦那さまはさらなる長身!
とってもステキでお似合いのお二人!
sumieさんご自身も美しいのですが、当院で行ったホワイトニングで、歯も白く輝いておりました✨
(ブライダルのご予定のある方はぜひ!)

披露宴では、sumieさんらしいテーブルコーディネートでセンスが光っていて、
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院長先生の感動的なスピーチで涙して、

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お色直しの中座をする時には、なんと院長先生はじめスタッフみんなで揃って歩かせて頂くというサプライズまで!!
出席者が色々楽しめるように考えられているなんて、sumieさんらしい心のこもった愛のあふれるひとときとなりました。

お色直し後の和装もとてもよくお似合いでした!
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最後には、個人的に忘れられないこのプチギフト!
みなさんお分かりになりますか???
なんと!歯をモチーフにしたアイシングクッキーです!なんとも可愛らしい~☆
スタッフ一同大盛り上がりでした!
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sumieさん、ステキな結婚式に呼んでいただきありがとうございました!
末永くお幸せに~~♡

第37回 日本臨床歯周病学会 IN北海道🦀🦀🦀

2019年7月27日学会

みなさん、はじめまして!

4月より入社しました歯科衛生士の櫻井です!

6月22日23日に北海道で開催された臨床歯周病学会に先輩方と参加させていただきました。

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初めての学会だったので少し緊張しましたが、

たくさん勉強してきたので少しお話させてください!

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80歳で20本以上歯を残そうということを8020というのですが、
それは現在50%を超えているそうで、9020・10020の時代になってくるそうです。

しかし、50%を超えていますがその中の約80%の方が歯周病なのだそうです。

~どうして歯周病になるのか~

歯に付着した細菌の内毒素が体に侵入しようとするのを防ぐために
抗体が骨をとかすことによって体を守ろうとするために歯周病になるそうです。

歯周病には 治りやすい炎症型 治りにくい外傷型があるのを知っていましたか?

~炎症型~

歯肉縁上プラーク(歯についている細菌)が多く、しっかりお手入れされていない時で
炎症の割に骨の吸収が少ないのが特徴なのだそうです。

~外傷型~

歯肉縁下プラーク(歯ぐきの中の細菌)に外傷が加わっている時で、
歯ぎしりや寝相、噛みぐせ、まくらの高さなどの外傷で起きるそうです。

どちらもお口の中の細菌によって引き起こされるものなので
日々の歯磨きは大事だなと改めて考えさせられました!

炎症型では歯科衛生士の歯磨き指導、
外傷型では歯の擦り減り、舌圧痕、骨の隆起で診断できるそうなので、
一度歯の検診やメインテナンスに来てみてください!

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そして!2日間あった学会の後は両日とも美味しいご飯をいただきました!

1日目

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2日目

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北海道はお肉!野菜!海鮮!どれも美味しく、
学会で勉強もできて楽しかったです!

これから歯科衛生士としてみなさまの役に立てるように頑張りたいと思います!

学会に参加させていただき、
勉強する機会を与えてくださった院長先生ありがとうございました!

第37回 日本臨床歯周病学会 IN北海道 🦀🦀

2019年7月24日学会

こんにちは。
6月22日、23日に北海道で開催された臨床歯周病学会に、歯科衛生士6人で参加しました!

私は、今年入社の櫻井さんと共に、
歯周病治療の際に当院でも使用しております、
歯周組織再生剤「リグロス歯科用液キット」についての講演に行って参りました。
(まわりが歯科医師のかたばかりで緊張しました…。)

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「リグロス」は組換え型ヒトbFGF(塩基性線維芽細胞成長因子)を有効成分とする
世界初の歯周組織再生医薬品です。

歯周病は、歯の周りの歯周組織(歯肉・歯根膜・歯槽骨・セメント質)に炎症が起こる病気です。
歯を支えている歯槽骨まで吸収されてしまいます。

歯周病の治療は、
スケーリング(歯面や歯周ポケット内に付いたプラークや歯石などを、スケーラーという専用の器具を用いて除去すること)
ルートプレーニング( 毒素や微生物で汚染された表層を除去し、ざらざらしている歯の根の表面を滑沢に仕上げること)
が、基本です。

歯周ポケットの深さが、器具が届く程度までであれば
スケーリング・ルートプレーニングで、非外科的に根面の清掃をすることは可能ですが(手術は不必要)、
それ以上ポケットが深くなってくると、歯ぐきを開いて根を直接目で見て
根面を清掃するといった専門的な手術(フラップ手術)が必要になってきます。

ただし、このような原因除去療法のみでは、炎症の改善や歯周ポケットの減少で歯周病の進行を抑制できても、
失われた歯周組織を再生することは困難です。

歯周組織を再生するための治療法はいくつかありますが、
手術手技や、薬剤の安全性の問題が指摘されています。そこで、このような問題を解決するために
次世代の歯周組織再生剤としてリグロスが開発されました。

15年に及ぶ臨床試験の結果から、2016年12月に販売が開始され、
保険を使って歯周再生治療を受けることができるようになりました。

リグロスの成分は細胞を増やす成長因子で、この成長因子の作用により
歯周病で破壊された歯周組織の再生を促進します。
フラップ手術で、プラーク・歯石などを取り除いた後に歯槽骨の欠損部にリグロスを塗布し、
歯を支えている歯周組織の再生を促します。

リグロスの利点は、きれいにした根面に塗布するだけでいいこと、
複数歯に適応しやすいこと、
また、保険適応により患者さんへの負担が少ないことです。

今回の講演では、リグロスをより効果的に使用していくための症例の選択や使用法を学びました。

当院では、歯周病専門医の吉成先生が、リグロスを使用して歯周病治療をしております。

学会の内容を先生とも共有し、私は手術時のアシスタントや、リグロス治療後の定期検診時など、
これからの診療に生かしていきたいと思います。

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院長先生、今年もこのような機会をありがとうございました。

和気藍子