2022(令和4年)新年あけましておめでとうございます

2022年1月1日お知らせ|ごあいさつ
新年あけましておめでとうございます
2022賀正
穏やかな新春をお迎えのことと心から慶び申し上げます。


一昨年より全世界を覆い尽くしたコロナ禍は、やや沈静化したとはいえ、

依然として大きな社会的な影響を与え続けております。

本年も昨年同様、皆様に安心して治療をお受けいただけるよう、

引き続き万全の感染症対策を講じ努めてまいりますので、

どうぞよろしくお願い申し上げます。

本年は従来からの、歯科治療、歯のクリーニングはもちろんのこと、

・ マウスピース型の歯科矯正治療(インビザラインGo)
・ 口臭外来
・ SAS(睡眠時無呼吸症候群)治療 

などの新しい診療項目につきましても、より充実した医療を提供できますよう努めてまいります。



通院される患者さま、ご家族が安心して、健康な生活をお過しただけるよう、

スタッフ一同、一丸となって努力を続けてまいります。


本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

インプラント 外科用ガイドプレートの研修

2021年11月19日研修会・講習会

JAO(日本オッセオインテグレーション アカデミー:インプラントの勉強会)の10月定例研修会に参加しました。場所はソフィアインプラントセンターでした。

本来9月開催予定でしたが、新型コロナインフルエンザの蔓延状況等を鑑み、本年は10月の開催となりましたが、緊急事態宣言も解除され、通常の対面型の開催で行われました。(同時に、在宅からの例会参加者を想定したWeb会議サービス(ZOOM)によるリアルタイム配信もあったようです。)

aimiya01


講師は、新進気鋭の臨床家である相宮秀俊先生(名古屋市開業 吹上みなみ歯科)で、「NavigatorRシステムを用いたガイデッドサージェリーの臨床的ポイント-T3R DCDRインプラントの性能を最大限に生かすための治療戦略と埋入術式-」の演題でのご講演でした。

インプラントの長期的安定に欠かせない埋入位置の診断と、実際の手術で適正な埋入を行うための知識と技術について、豊富な症例を通しわかり易くお話しされました。

当院ではインプラント手術用のサージカルガイドは、自家製のものを使用しています。
CTデーターを利用し専用ソフトで作られたサージカルガイドはより正確であることに間違いないのですが、手術費用がかなり高額になるのが唯一の欠点です。

aimya02


インプラントを行う臨床家にとって、身近かつ興味深いテーマであったため、講演後の質疑応答でも活発なディスカッションが行われました。
例会後、少人数の2次会も開かれ、久しぶりにコロナモードでない例会を楽しめました。

インビザライン(マウスピース矯正)への道 その5 最終回

2021年9月12日歯のコラム

さて、皆さまお楽しみいただいておりました、

インビザライン(マウスピース矯正)への道もいよいよ最終回です!

(お楽しみいただけたか、まったく自信はありませんが・・・)

最終回ということは、

そう、

無事、歯が動いてきれいになったということです !!!

ご覧ください!!!

hasegawa03(治療後)
 

まあ。なんということでしょう(ハート)

綺麗に治りました。

ちなみに、治療前です

hasegawa01(治療前)

上の出っ歯も 地味ですが、少し改善されました。

インビザ横0002
(治療後)

治療前はこちら
インビザ横001(治療前)

あまり変わっていないように見えますが、

本人的には、口がつむりやすくなったので

治療を受けて良かったです。

期間はややゆっくり行ったので、

約6か月でした。

まだ、誰からも、「イケメンになった」とのご評価をいただいておりませんが、

マスク着用の必要性がなくなったコロナ後が楽しみです(マジか?)

冗談はさておき、移動が終わると、

アタッチメントを除去して、

attachment2アタッチメント(矯正用の突起)

そのあと、保定(あと戻り防止)が必要です。

保定しないと、あっという間に元の状態に戻ります。

インビザでは、専用の保定装置(ビエラ・リテーナー)を使用します。

リテーナー1

リテーナー2

ほとんど矯正用のマウスピースと同じものを、

最初の3か月間は矯正中と同じ時間(約22時間)

その後は、状況を見て、装着時間を短くしていきます。

私も、現在装着していますが、

実際に歯を動かす圧力がかからないので、矯正中に比べ、装着感はずいぶん楽です。

さて、わたくし院長がみずから受診し、レポートさせていただきましたが、

結論としては、インビザラインGoシステムは

とても効果的な治療法だと感じました。

従来のワイヤー矯正にも、長期にわたる臨床実績と大きな利点がありますし、

ワイヤー矯正でないと対応できない症例もたくさんあります。

そのようなケースでは、ワイヤー矯正を選択されるとよいと考えます。

しかし、奥歯のかみ合わせがしっかりしていて、

前歯の目立つところのみ改善するケースでは

インビザラインGoシステムを検討する価値があります。

短時間で
安価で
前歯の目立つところだけを
日常生活にストレスをあたえず

行えるこの治療法が広く普及し、

歯並びについてコンプレックスを感じる方の問題解決につながることを願っています。

2021年 7月 JAO定例研修会

2021年8月23日研修会・講習会
7月17日に JAO(日本オッセオインテグレーション・アカデミー:歯科インプラントの勉強会です)定例研修会が名古屋大学大学院医学系研究科 先進循環器治療学講座特任教授である 柴田 玲先生を講師にお招きして行われました。テーマは『Withコロナ時代の生活習慣病対策を考える』でした。

講師も含め、参加者のほぼ全員がワクチン接種を受けているとはいえ、コロナ禍に開催される対面型の例会であったため、参加者間のソーシャル・ディスタンスを保ち、感染予防に十分配慮しての例会でした。
 
jao202107

                            

未知のウィルスであるCOVID-19については、連日のマスコミ報道等を通し一般的な知識は広まっていますが、医療従事者として系統的な知識を得る機会はあまりなかったため、
今回COVID-19の医学的な基礎概念について、医療関係者向けに解説いただけたのは意義深いものでした。

ご講演の中では、COVID-19の検査システム、ワクチン、治療薬などについて、実際にCOVID-19と対峙している医療現場からの様々な最新情報や知見について述べられました。

一般的に知られていない報告も多く、この先まだまだ続くと思われるWithコロナ生活について再考させられる示唆に富んだお話でした。

また、Withコロナ生活下においての生活習慣病の管理方法やその具体的な手法についても多く触れられ、引き続きの歯科診療を行う上での、医療提供側からの注意点のみならず、個々の健康維持についても大いに参考となる講演でした。

インビザライン(マウスピース矯正)への道 その4

2021年7月11日歯のコラム

マウスピースと過ごす日々

毎日 真面目に装着しています。

初めて装着した時は、歯全体がギュッと押される感じです。

しかし、それも半日から1日くらい。

すぐに慣れます。

スゴイです。ヒトの体の順応性 !!

さて、実際に、生活してみるとイロイロな事に気づきます。

例えば・・・・・

① おやつが食べれない
② 食事のあと、歯を磨かなければならない 
③ ジュースが飲めない 
④ お茶も飲めない
 (飲めるのは水と炭酸水のみ)

などです。

いったん装置を外せば、いずれも可能なのですが、面倒なので控えがちになってしまいます。

間食が少なくなり、ダイエット効果で、慢性のビール腹が改善しそうです(喜)

また、装置の装着ごとに歯を磨くので、歯ブラシの機会が増えました

お口の健康上、とても良いです。

逆に

⑤ おしゃべりしにくい
⑥ マウスピースをつけていると人に分かってしまう

などは、それほど気になりません。

というか、おしゃべりをしていてもマウスピースに気づく人は誰もいません。意外でした。

しかし、気になることもあります。

装置を外して食事をするとき、

歯を動かしているので当然でしょうが、

噛みにくく、食事が取りにくい です。

奥歯(大臼歯)は移動させていないので、普通に噛めるように思えるのですが、

動いている前方の歯が干渉し、マウスピースを外した直後はやや食事がしにくいです。

もともと、食べるのが遅い長谷川は、昼食時、激烈に速いスピードで食べる

同僚歯科医師たちに、毎日 置いてきぼりにされています。

しかし、20分から30分ほどすると、それほど気にならなくなってくるのが不思議です。

スゴイです。ヒトの体の順応性 !!!!

私の場合は、16枚(上下16ペアー)のマウスピースを順に取り替えていくので、

1週間ごとに交換すると、16週ですが、決して若い年齢でないため慎重に進めています。

つまり、 約10日で交換しています。

実際3か月ほど経過して、

ほとんど歯並びは整ってきています。

途中経過ですが、こんな感じです。

下の前歯 (移動前)

hasegawa01

下の前歯 (現在)

hasegawa02

もうあと2枚くらいで終了です。

  (  つづく  このシリーズもいよいよ次回 最終回です )