待合室の本 ~ 僕の小規模な生活(続き)

2008年2月26日ブログ

僕の小規模な生活(講談社 福満しげゆき)は週刊コミック モーニングに連載されていて、今はお休み中ですが、2月末くらいから再連載される予定です。

自信がなさそうで、かつ自分の生き方にコンプレックス抱きながら日々生活しているマンガ家(=作者?)が主人公です。

ところで週刊コミックモーニングといえば、青年コミック誌では、メジャー中のメジャーで、そこで連載され、かつ人気を得ているとう事は、漫画家としては頂点に近いところに到達した事を表してます。

主人公は奥さんと2人暮らしですが、マンガが売れるまでは、仕事やバイトもうまくいかず、ほぼ無職の状態で、ウツウツとした毎日を送っています。自分をさげすんだり、人をうらやむ気持ちが強く、マンガの中でその心情を吐露するのですが、その内容が本当に「小規模」なのです。

やがてマンガが少しずつ認められていくのですが、雑誌編集者との折衝やちょっとしたやりとりも、なかなか「小規模」で、圧倒的な筆力やパワーで人気の座を勝ち取っていく売れっ子マンガ家のサクセスストーリーとは対極にありあます。

同級生からも、あまり相手にされないような境遇にコンプレックスを抱きながらも、さりとて、歯を食いしばって努力と根性で漫画家としての成功をつかんだのでもなく、毎日のちょっとした偶然や、ちょっとした働きがけにより、作者の人生が少しずつ変わっていく様子を、断片的なエピソードと共に描かれています。

画風やストーリー展開はオリジナリティーにあふれ、「なんだこりゃ」と思いながらもつい夢中になって読んでしまいました。私にとってはとても面白い作品でしたが、万人向きかどうかはわかりません。

ちなみに、作者はこの作品を フィクションと主張されていますが、この作品の前作に当たる「僕の小規模な失敗(青林工藝舎)」から続けて読むと、作者の実際の日々を綴っているものとしか思えません。作者のますますのご活躍を期待しています。

待合室の本 ~ 僕の小規模な生活 

2008年2月24日ブログ

予約制で診療していますので、出来るだけ患者さんはお待たせしないように心がけていますが( 急患の方はお待たせしています、ゴメンナサイ )診療の都合上、待合室でお待ちいただく時間が出来てしまうことがあります。

予定通り、定時で治療が行われても、お薬を出したり、コンピュータ会計を行ったりで、治療終了後にお待ちいただくこともあります。( 領収書の発行が義務化されてからお待ちいただく時間がながくなってしまいました )

患者さんのお待ちいただく時間を少なくするよう、スタッフ一同ピリピリして気を遣っているのを察していただいているのか、歯医者は待つのが普通と暖かく見守っていただいているのか、クレームをいただくことは今のところありませんが、お待ちいただくのも、お待たせするのも イヤな事には変わりありません。

待合室でお待ちいただいている間に、ゆっくりとお過ごしいただくように、雑誌や本やコミックをご用意しています。

雑誌は 
National Geographic 世の中にはこんな事があるのか・・と驚いてしまいます
JJ 女性用です
25ans  女性用です
Kelly ご存じ東海地区の情報誌です
DIME 一般向けの情報誌です

で、他の本は、その時々で、私 長谷川の一存で選んでいます。

待合室の本(コミック)と言えば、一昔前は 「サザエさん」(今でも2冊ほどあります)
少し前は 「ちびまる子ちゃん」 そして 今は「あたしンち」ですよねー。

その他にも、隠れた名作がありますが、最近の作品で賛否両論( 「非」の方がやや多い? 作品が良くないというのではなくて、待合室用にはいかがなものか・・・・という意味での「非」です )のコミックが「僕の小規模な生活(福満しげゆき著)」です。

前段が長くなってしまいましたので、コレについては、次回紹介させていただきますね。

勝間和代氏のブログ

2008年2月24日ブログ

勝間和代氏の本を何冊も読んで、ブログで情報を発信することの大切さを痛感しました。勝代氏のブログを見てビックリ!一日何回も書き込み、更新をされています。しかも複数のブログを同時に管理されているのです。

凡人の私にはとてもその域に達することは出来ないのですが、せめて週2,3回の更新を目指したいと考えています。

衛生士石塚さんのバースデー

2008年1月21日ブログ

200801birthday

1月16日は、歯科衛生士石塚さんのお誕生日会でした。名古屋テレビ塔の4階 TowerResutaurant です。
実は私、長谷川はもう何十年もテレビ塔を訪れていなかったのですが、(数十年間・・・)久しぶりに行ってみて、驚きです。夜7時過ぎに行ったのですが、1階の入り口のアプローチから、エレベータであがるのですが、とてもオシャレでした。以前中区の歯科医師会で市会議員の中田ちずこさんから、数年前テレビ塔の付近の風紀があまり良くない(特に夜)との市民の苦情から、明るくクリーンにするよう名古屋市が中心になって働きがけをしたというお話をお聞きしたのですが、それ実感できる変わりようでした。
久屋大通公園の真ん中にあるため、名古屋栄付近の繁華街を久屋大通をはさんで左右に見渡せ、好況の名古屋の街の活気を感じることが出来ました。
お店はゴージャスで、生ボーカルも楽しめ、お料理も凝ってとてもおいしかったです(ローストビーフは絶品です)。
「テレビ塔と名古屋の底力」に感じ入った、楽しいお誕生日会でした。
石塚さん、お誕生日おめでとうございます。これからも優しくソフトな歯のクリーニングをおねがいしますね。

レストラン探訪(No.4)  龍文(たつふみ) ~ 車道

2007年10月7日ブログ

寿司とふぐの店です。

お寿司は大好きです。どのお寿司屋さんに行っても大満足で、「何たって寿司はネタで決まりだねー」と知った顔をしておりましたが、この店で一口食べ、大ショックを受けました。
 
大将の長年の経験と味覚で吟味されたネタは、それぞれ最も良い時期に最も良い産地から仕入れ、極力新鮮な状態 または必要に応じて仕込み(加工)がほどこされ(詳しくはわかりませんが)その完成品が一貫づつカウンターに出されます。

それぞれのお寿司ごとに、最もおいしい食べ方を教えてくれます。(そのまま食べる、塩だけで食べる、ポン酢とスダチで・・・等々)
tatuhumi

有名どころと呼ばれているお寿司やさんには、極力顔を出すようにしていましたが、マラソンでたとえれば、2位以下の選手がスタジアムに入る前に独走でテープを切る堂々ぶっちぎりの一位と称して余りある名店です。

しかしこのお店は、
① アルコールはおいてありません。お酒持参のこと(グラスはあります)
② 店構えは、正直ビビります。心して入ってください。
③ 出来れば、お電話してから行った方がよいかも。(夜は特に満席です)

でも、とても気さくなご主人で、味、雰囲気とも至福の時を過ごすことが出来ます。お寿司の好きな方、超オススメですよ。

  龍文寿司  TEL : 052-937-6695
  〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵3丁目17-43