LODIシステム ハンズオンセミナー

2017年10月16日研修会・講習会

10/15(日) (株)白鵬主催のLODIシステム ハンズオンセミナー に参加しました。

LODIとはLocator OverDenture  Implant system のことです。

通常インプラントは、骨に埋め込まれた後、人工歯と固定し、

普通の歯のように使用されるのですが、

このシステムでは、インプラントを取り外しできる義歯の固定用に使用します。

実は、Locatorを使用したインプラントを使用した義歯の固定は、すでに何例か行っていますが、

このたび新しいシステムが開発されたので、今回のセミナーを受講しました。

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写真は下顎の入れ歯です。透明の模型についているゴールドの装置がLocator(ロケーター)で、

入れ歯にはめ込まれている青い装置によりカチッと固定されます。

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模型に取り付けられた入れ歯です。

このシステムにより、義歯の外れやすさや不安定さを一気に解決できます。

講師は東京都開業の新名主 耕平先生でした。

ハンズオンセミナーとは、実習付きのセミナーのことで、

模型を使って、インプランの手術から

装置の設置まで丁寧にお教えいただきました。

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インプラントは通常使用するインプラントも使用できますが、

LODI専用のインプラントにより、手術も、そのあとの管理も

より簡単かつ安全に行えます。

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セミナーは1日行われ、終了後に修了証をいただきました。

歯科衛生士 : セルフケアー処方 の勉強会

2017年9月1日研修会・講習会, 歯のコラム

当院の歯科衛生士 aikoさんが

患者さんの口腔内が変わる!

個別対応のセルフケア処方 即実践セミナー

の研修に参加しました。

毎週金曜日の歯科衛生士のミーティング(衛生士さんが自主的に行っている勉強会 )で

その報告を行うとのことで、今回は わたくし( 院長:長谷川 )も参加して聞いてみました。

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歯や口のお掃除をすることを口腔清掃と言います。

口腔清掃には、歯ブラシ、歯磨き剤や洗口剤などを使用します。

口腔清掃のための器具や製剤は、数えきれないほどたくさんの商品が

世に出まわっていますが、その選択基準はかなり曖昧です

テレビCMで見たり、知り合いに教えてもらったり、ドラッグストアーで手に取ってみたり・・・

何となく気に入ったものを使用しているのではないでしょうか。

内科医が患者さんの症状だけで無く、個々の体質や体調を考慮して、適切なお薬を処方するように、

歯科衛生士が、その星の数ほどある清掃器具や製剤(歯磨き粉なども含む)を、

それぞれの特性を理解し、患者さんに効果的に提供する技術がセルフケアー処方です。

セルフケアー処方が難しいのは、薬を飲むだけの処方と違って、

類似した症例に同じ処方をしても、同等の成果が得られるとは限らない点です。

つまり、同じ程度の虫歯になっている二人の患者さんでも、

それぞれの歯磨きの器用さや、実際のお手入れ状態、歯の質や食生活によって、

処方する歯ブラシ、歯磨き粉の種類は当然異なってきます。

また、現在治療中の患者さん用のケアグッズと、

メインテナンス(診療後の術後管理)中の患者さん用

では、やはり薦めるグッズは違ってきます。

ワンパターンが通用しないのがセルフケアーの難しいところです。

歯磨き剤や洗口剤では製剤の成分や、使用するケアーグッズの

それぞれの特性を理解した上で5つのターゲット(脱灰、歯質、歯石ステイン、細菌、炎症)

に対する基本方針を確認し、それぞれのターゲットに有効な成分や清掃法を選択して行く必要があり、

それは容易なことではありません。

数多くの製剤やケア-グッズの組み合わせの中から、症例経験を重ねていくことにより、

当院のオリジナルの処方パターンを作り上げ、効果的に患者さんに提供していきたいものです。

また、治療中における、歯面ケア、歯周ケア、そして治療ステージの

それぞれの処方ポイントをシステム化していければ、

効率的で効果的な口腔清掃を行えることと思います。

aikoさん、セミナーと報告お疲れ様でした。

とても有意義なセミナーであったと思います。

2016年 JAO特別講演会 ~ 築山鉄平先生(福岡)

2016年10月29日研修会・講習会, 歯のコラム

10/23(日) (株)シロナ 名古屋支社にて、2016年 JAO特別講演会 が行われました。

講師は、福岡市でご開業の築山鉄平(つきやま てっぺい)先生です。

築山先生は、タフツ大学歯学部で、歯周科(修士)、審美補綴を修得され、その後福岡の自院にて、
予防歯科を主体とした画期的な ( 何が画期的かというのが今回の講演内容でした ) 歯科診療を
実践されている、まさに新進気鋭の歯科学者であり臨床家です。

講演は二部形式で、 午前は
2 0 年先を見据えた歯科医療のイノベーションを考える
~ 真の患者利益、真の歯科医療の価値を実現するために-

午後からは
近代歯周病学において、私たちは何を考え、何を計画し、何を実行すべきなのか?
~ 歯周炎に対する包括的アプローチ

のテーマでした。

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  歯科衛生士の重要性を強調されておりました

アメリカ、中国に次ぐ、世界第3の経済国であるにもかかわらず、日本の歯科医療の現状があまりにも
お粗末である点は、かねてから指摘されているものの、そこから脱却できないのは、
理想とする歯科医療を実践するのに立ちふさがる、さまざまな障壁が存在するからに他なりません。

築山先生は、その障壁に、真正面から取り組み、実践を行っている数少ない歯科医師の一人です。

ご専門の歯周病の症例についても触れながら、歯科医療の本質についての示唆に富む、すばらしい講演でした。

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JAO理事と。向かって左から3番目が築山講師です。

PMTCセミナー

2016年9月30日研修会・講習会

朝夕の風に秋の気配を感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回は、歯科衛生士の和気(ワケ)と私横井がPMTCのセミナーに参加させて頂きましたので、今回はその内容についてご報告させていただこうと思います。

PMTCはスウェーデンのアクセルソン博士が1971 年に提唱し、今や日本の歯科医療においても広く普及している予防医療の施術方です。

今回のセミナーは本当に凄いです。
何が凄いかと申しますと、アクセルソン博士と共に研究を進めてこられたニーストレン女史による講演と更に直接の実技指導付きです!(ここでテンションが上がるのは歯科関係者のみ)

まず、講演の初っぱなから
「15年の臨床研究によって歯はほぼ100%守ることができると分かりました。」

という、力強い幕開けに血圧が上昇するような興奮を覚えたのは私だけではなかったはずです。

以下、DH和気に変わりましてご報告させていただきます。

PMTCとは
professional mechanical tooth cleaning の略です。
セルフケアだけではコントロールしにくいリスク部位を、歯科医院においてプロがクリーニングすることです。単に見た目の美しさを目的とするのではなく、生涯健康な歯を維持するために行います。
ポイントとなるリスク部位は、歯と歯の隣接した面と歯くぎの中です(特に奥歯)。
PMTCは、バイオフィルムという、歯周病や虫歯の原因となる細菌の膜を取り除きます。このネバネバした膜は歯ブラシでは落とすことが困難なので、わたしたち衛生士がクリーニングします。

予防歯科において世界的に知られている歯科医師アクセルソン博士による長期研究があります。
研究によって次のことが証明されました。
30年間、定期的にPMTCやセルフケアの指導を受けたかたたちが失った歯は、たったの0.6本でした。(被験者257名の平均)
年齢に関係なく、定期的なメインテナンスと、良好なセルフケアを継続することで、健康な歯を守ることができるのです。

今回のセミナーの講師は、スウェーデン人のブリギッタ先生でした。
世界で初めて患者さんにPMTCを提供した歯科衛生士さんです。
実習のときは、ブリギッタ先生がひとりひとり見て回ってくれて、先生に直接教えていただくことができました!英語がペラペラな横井さんはブリギッタ先生と会話していました。すごい…!


ペラペラではなく、なんちゃって英語風ですのであしからず(by 横井)

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最後に…
スウェーデンで始まったこの予防プログラムは、3歳児のムシ歯率80%を6年で4%にまで引き下げました。
これは、バイオフィルム除去というのがいかに歯を守るために必要であるかを物語っています。
しかし、PMTCさえすれば歯を守れるということではありません。
正しいホームケアができるということが大前提です。
定期クリーニングでバイオフィルムを除去しても、ホームケアが不十分であれば、ものの数日でプラークや歯石は付いてしまいます。
いかにクリーニング後のツルツルの状態を維持するかが重要です。

うまく歯が磨けない、朝起きると口の中がネバネバするなど、どんな事でも私たち歯科衛生士にご相談ください。
皆様の歯を守るためのサポートを喜んでいたします。

皆様がいつまでもご自身の歯で美味しくお食事されることを願っております。

企業講演会~グッペリ活動~

2016年3月30日研修会・講習会

例年より早く名古屋もサクラ満開の時期を迎え、新生活を送られる方も
多いと思いますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今年で11年目を迎える歯科衛生士 内田です。

今回、歯科医院を飛び出しての活動報告です~!!

2012年、予防歯科企業 ㈱オーラルケアより社会貢献プロジェクト
「Good bye perio ~さようなら歯周病~ (通称 グッペリ)」が発足され、
日本全国の成人の歯周病約80%の罹患率を減らす事を目的とし、
私たち歯科衛生士はお口の健康を守るプロとして歯科医院のみならず
より多くの方に歯周病とその予防方法を知ってもらうため、あちこちで活動し歯周病予防に効果のあるデンタルフロスの提案と、正しい使い方をお伝えしています。
(㈱オーラルケア 当院でも歯ブラシやフロスの取り扱っています)

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私は2013年から診療所を飛び出して限られた時間ですがより多くの方に歯周病予防の
大切さを知っていただきたく、ボランティア活動にも励んでいます。

慌ただしい3月末、某大手企業(プライバシー保護のため会社名は非公開です)での
活動依頼を頂き、講演会を行いました~!!

今回プライバシー保護のため講演会の様子をお見せすることが
できないのですが、「お口の健康法」~歯周病を知ろう~をテーマで
お話させて頂きました。

なんせ人前で話すのが恥ずかしく、人一倍緊張してしまう私なので、
講演会の前日に当院のスタッフみなさんの前で余演会をして本番を迎えたのですが..

講演会前夜は緊張して全く寝れなかったのです笑

ただ当日は講演会に参加くださった皆さんが真剣に歯周病はどんな病気なのか、全身疾患とどんな関係があるのか、予防するにはどうしたらよいのか、聞いてくださいました。
話ばかりだとみなさん疲れてしまうので、フロスの使い方の実技や歯周病で歯を失うと見た目(顔)にどんな変化が出るのかわかるアプリを楽しんで頂いたりとても有意義な講演会になりました~!!

私も今回の講演会でとてもいろいろな事を学びました。
歯周病とはといっても奥が深いのですが、どうやったら伝わるのか考えたり、勉強不足だった歯周病と全身疾患の関連についてたくさんの文献を読んだり全身疾患に詳しい看護師の友人に聞いたりとより知識を深めるきっかけとなりました。

今回の講演会で得た知識も今後の臨床にしっかり活かしていきたいと思います。

今回、講演依頼を頂きました企業様、スライド作りを手伝ってくださった院長先生、余演会に付き合ってくれたスタッフのみんな、本当にありがとうございました。

今後もよりたくさんの方に歯周病予防の大切さとその方法について伝える活動を行っていきますので、
ご興味のある方は是非お問い合わせください。

株式会社オーラルケア Good bye perio プロジェクト
http://perio.tuftclub.jp/sp/public/